中国:銀行定期預金残高大幅増加、支払利息など200億元増加見込み
2008年09月04日

9月4日、国内銀行14行が2008年中期業績報告を公表し、2008年上半期、国内各銀行による普通預金残高が預金総額に占める割合は2007年年末より50%減少し、一方で定期預金残高が顕著に増加していることを発表した。
業界アナリストは、「定期預金残高の上昇は、利息支払をはじめとした銀行コストを、およそ200億元(約3172億2400万円)増加させる見通し」と予測した。
国内銀行14行のうち、北京銀行、民生銀行、南京銀行を除いた11行における普通預金残高は2007年より減少したとのこと。
2008年上半期、株式市場上場銀行による普通預金残高が銀行預金残高に占める割合は、2007年年末の52.04%から、49.48%に減少した。
国内投資機関、天相投資顧問会社エコノミストの王逸峰氏は、「今年上半期、定期預金残高の増加は株式市場、不動産市場の低迷と関連している。2008年下半期、定期預金残高は引き続き増加する見通し。このため、銀行側の利息支払の増加によるコスト圧力は高くなる恐れがあり、定期預金にかわる新たな金融商品の開発が要務となる」と見解を示した。
(China Press 2008:TY)