2008年11月12日
11月11日に中国国家統計局が発表した10月期CPI(消費者物価指数)データは、前年同期比4.0%上昇、増え幅は9月比0.6%反落し、単月では今年最低の増加速度となった。 エコノミストの沈明氏は、「海外経済の低迷による需要の減少により輸出が減少、また将来的な経済の先行き、就業・雇用問題には不確定要素が多く存在するため、消費者の消費意欲を減退させ、今後CPIは下降していくのでは」と語る。 同氏はCPIの下降、またPPI(生産者物価指数)の下降はデフレ危機をもたらすおそれがあると示唆した上で、「政府が提出した経済刺激政策のうち、保障性住宅、食糧価格と国民生活向上への投資が、消費者に対して直接働きかける措置であるが、その他の措置がCPIに対して効果を表すまでに時間が必要」と語った。 また、投資増加、価格改革、消費刺激などの経済刺激政策が提出されれば、デフレ防止も可能であるとのこと。 (China Press 2008:L)