ミャンマー援助物資搭載船が沈没、災害死亡者は2万8千人超える
2008年05月12日
最大都市ヤンゴンでは150万人もの被災者らが避難所などでの生活を余儀なくされている。
ミャンマー国営テレビが11日夜伝えた情報によると、死者数は2万8,458人に達したという。行方不明者数は3万3,416人に上るという。専門家らは今後被災者らへの飲料水や衛生の確保が整わなければ死者数が現状の15倍に達するとも懸念している。
デイヴィッド・ミリバンド英外務大臣は、「ミャンマー軍事政権によって孤立化されていることが悪影響を及ぼし、大災害の誘因となっている」と同国の軍事政権を非難している。国際支援団体もミャンマー軍事政権の厳しい規制下にあって、災害地域までなかなかたどりつけないもどかしさが続いている。
そのような中、11日国際赤十字による千人分の米、飲料水その他支援物資を搭載した船がイラワジ川河口付近で流木に激突し、座礁した。赤十字によると、座礁によって被災者に行き渡るはずの食糧物資が河川水で汚染されたという。その他各国からの支援物資もミャンマー軍事政権による入国承認を待機している状態が続いている。国際支援団体ワールド・ビジョンによると、被災地域にこれまで到達した支援物資は必要分のほんの一部にすぎないという。
災害被害が広がる最中、10日には新憲法案に関する国民投票も実施されたが、賛成を事実上強要するなどの不正行為が行われていたという疑いも報じられている。
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