ビル・ゲイツ氏、涙でマイクロソフトを去る
2008年06月28日
約830名の同社社員が集まる中、ゲイツ氏とバルマー氏はマイクロソフトの歴史を振り返り、語らった。マイクロソフトの初のDOSオペレーティング・システムを搭載したパソコンがIBMから発売されたことに着目し、IBMが独自のオペレーティングソフトウェアを開発してから、両社の関係が緊張状態となったことに触れながら、ゲイツ氏は「IBMはOS 2を盗んでいき、我々には古いウィンドウズが残された。まさに(聖書に記されている)少年ダビデと巨人ゴリアテの戦いの結末通りだ」と述べ、会場を沸かせた。
同氏は、マイクロソフトがこのような他社との関係を構築する点においてたびたび失敗することがあったことも認め、「大きなチャンスを逃す時や、すばらしい人材を得られない時、それは我々にとって最も危険なこととなる。そのようなことはたくさん起こってきた。それは問題ではないが、回数が少ない方がよい」と語った。
ゲイツ氏は、今後もパートタイムでマイクロソフトの経営に携わっていく予定である。うちひとつの事業は、市場シェアでグーグルとヤフーに大きく水をあけられているウェブサーチである。同氏は27日、優秀な人材をチームとして集め、ライバルの実績と同社独自の戦略とを統合する計画を進めた。
同氏は1975年に友人のポール・アレン氏と共にマイクロソフト社を設立、ソフトウェアが重要となる時代の流れを掴み、経営者として同社を世界最大のソフトウェア会社に成長させた。
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