米ブランド車の顧客満足度低下傾向に
2008年08月19日
アジア・欧州自動車会社による高品質、安価な自動車が出回る中、米ドライバーの中で米国産自動車に対する満足度の低迷が目立つようになってきた。19日発表された米ミシガン大学米消費者満足度指数によると、米国産ブランド車を購入した客の満足度がアジア・欧州産ブランドを購入した客に比べて低迷していることが明らかになった。
米GMのビュイック、キャディラック、米フォードリンカーン、マーキュリーなどが特に米自動車会社各社が競合他社との競合に苦戦、売上高減少に悩む中、ライバル社のブランド満足度に追い越されることになった。
これまで伝統的に、米自動車会社のブランド満足度は毎年改善されてきたが、現在は競合他社のブランドに対する満足度が改善される中、相対的に米国産自動車のブランド満足度が低迷する傾向にある。ミシガン大学ビジネス学教授のClaes Fornell氏は、「米自動車会社各社は近い将来、より競合で苦しむようになるだろう。問題は米自動車会社各社が十分な資金があるかどうかだ。資金繰りに苦悩する中にあっては、これまでと同様の顧客満足度を保持することは難しいだろう」と懸念を表明した。なお米自動車産業全体に対する顧客満足度は他の産業の満足度が低下する中にあって着々と増加しており、今年は前年と同じ82となった。
一方でアジア・欧州自動車会社のブランドは顧客満足度の上位を占めている。BMWは1ポイント上昇して87となりトヨタレクサスと並んで調査対象となった全22ブランド中首位となった。その下にもトヨタ、ホンダのブランド車の満足度が上位を占めている。
一方で米GMビュイックとキャディラックの満足度は前年比で1ポイント低下して85、シボレーは3ポイント下落して79となった。GMサターンは4ポイント上昇して85となった。燃費効率が改善されたことが顧客満足度改善につながった。フォードリンカーンとマーキュリーは3ポイント減の83、クライスラーダッジ、ジープは調査対象となった22ブランド車の中で最下位に位置した。
同調査は過去3年以内に自動車を購入した米ドライバー5,500人に対して電話調査を行い、購入前の期待感と実際の満足度を比較したものである。
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