米HP5−7月期純利益14%増へ
2008年08月20日
同社第3四半期純利益は20億3千万ドル、一株利益80セントとなり、前年同期の17億8千万ドル、一株利益66セントから上昇した。一時費用を除けば同社一株利益は86セントとなり、アナリスト予測平均の83セントを上回る結果となった。
HPの収益はPC部品の物価高や激しい値下げ競合により押し下げられたものの、テクノロジーサービスやソフトウェアの力強い売上高が収益上昇に寄与した。HPの純利益率は売上高の24.2%となり、前年同期比からわずかに縮小となった。
HPはドル安でも利益を得ている。売上高は前年同期比10%増の280億ドルとなり、アナリスト予測平均の274億ドルを上回った。ドル安の影響がなければ売上高は5%増となっていたという。ノートPC売上高は前年同月比26%増の53億5千万ドルとなった。また同社の米市場および欧州市場の一部で経済低迷下にあっても楽観的な収益予測が同社株価上昇に寄与した。
一方でHPはエレクトロニック・データ・システムを139億ドルで買収しており、そののれん代で同社の今後の成長が弱まることや、HPの3分の1の収益を占めるプリンター・インク部門での売上高が3%増の微増となったことなどが懸念事項にあがっている。
8−10月期の見通しについては一株利益1.01ドルから1.03ドル、売上高は302億ドルから303億ドルの間となるとの予測値を発表した。アナリスト予測平均は1株利益1ドル、売上高302億ドルでアナリスト予測をわずかに上回る予測値となっている。
19日同社収益発表は取引終了後に行われた。同社株価は19日通常取引で91セント(2%)下落して43.69ドルとなったが、その後の時間外取引で1.25ドル(2.9%)上昇して44.94ドルとなった。
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