29日NY市場、ダウ平均は大幅反落
2008年08月30日
29日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりの反落となり、前日比171ドル63セント安の1万1,543ドル55セントで取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数も3営業日ぶりに反落し、前日比44.12ポイント安の2,367.52で取引を終えた。
7月個人消費支出の伸び率や、個人所得が減少したことで、米経済先行き不透明感が高まった。またコンピュータ大手デルの決算発表結果が予想を下回るものとなったことも嫌気された。
米商務省は7月個人所得が0.7%減少したと発表した。これはアナリスト予測平均値の0.1%を大きく上回るものとなった。一方7月個人消費支出は0.2%増の穏やかな上昇を示した。物価高騰のため6月の0.6%増から伸び率は減少した。
米PNCファイナンシャルサービシーズグループシニアエコノミストのロバート・ダイ氏は、「最大の懸念は個人所得の減少により第3四半期の始まりが力強く迎えられないことにある。今後米経済が回復に向かうまえにさらに悪化する可能性がある」と分析している。
29日のNY原油相場はニューヨーク商業取引所(NYMEX)で13セント減少して1バレル115.46ドルとなった。ハリケーン「グスタフ」がメキシコ湾岸石油精製施設に向かって西進しているのにも投資家らの警戒感が高まっている。
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