グーグル、新ブラウザ「Chrome」でマイクロソフトに対抗
2008年09月02日
グーグルは独自のウェブブラウザを公開しようとしている。これまでインターネットブラウザはマイクロソフトインターネットエクスプローラの占有状態であったが、グーグル独自の検索エンジン機能を使いやすくしたブラウザを公開することで、インターネットブラウザで大きなシェアを獲得するとの期待が高まっている。
グーグルが無償提供する予定の独自ブラウザは「Chrome」と名付けられており、米国時間2日からマイクロソフトウインドウズOS搭載PCで世界100か国以上でダウンロードできるようになる予定であるという。今後MacOSやLinux上でも起動できるようにしていく予定であるという。新ブラウザではユーザーがそれぞれの好みに合わせてオンラインプレファレンスをカスタマイズできるように工夫されている。
これまでマイクロソフトのインターネットエクスプローラがインターネットブラウザで75%のシェアを占めてきたものの、グーグルが検索業界の先導的役割を担ってきたことから、グーグル独自のブラウザが出現することで、インターネットブラウザのシェアが大きく変わることも予想される。
マイクロソフトも一方で、グーグルのオンライン検索事業に対抗しようと独自の検索エンジン開発に数十億ドルを投資、失敗に終わったがヤフーへの475億ドルの買収案も提案してきた。グーグルが独自のブラウザを展開することで、今後マイクロソフトとグーグル間の緊張関係がますます激化することが考えられる。
グーグルプロダクトマネジメントバイスプレジデントのSundar Pichai氏は、「Chromeは多くのオプション機能や斬新さに満ちている。Chromeによってインターネットライフがより良いものになることを期待している」とブログ上で述べている。
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