「グスタフ」被害総額最大で100億ドルに
2008年09月03日
「グスタフ」による経済被害見積もり総額は、想定していたよりも多くの損害を与えなかったことから3年前の「カトリーナ」による被害総額410億ドルに比べ小規模なものとなった。メキシコ湾岸で通常のビジネスが再開されるのは、数日先となる。「グスタフ」が直撃したメキシコ湾岸一帯では100万人以上の人々が停電下に置かれた。
また「グスタフ」により石油精製施設以外にもメキシコ湾岸の牡蠣産業にも被害を与えた。ハリケーンの直撃により今後少なくとも1週間から10日間は牡蠣の養殖産業を中止せざるをえなくなるという。
なお、保険会社アナリストらは、被害総額は今後さらに増大していく可能性があると警告している。被害総額の見積もりには、ハリケーンの二次災害で生じた洪水などによる被害が含まれていない。
3年前のカトリーナは米保険業界史上最大の自然災害となり、保険会社各社は被害を受けた顧客170万人に対し総額410億ドルを支払った。その次に支払総額が大きかったのは1992年に生じたハリケーン「アンドリュー」で79万人の顧客に対し155億ドルを支払っている。
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