8月米ISM製造業指数減少も、インフレ指数は改善
2008年09月03日
米サプライマネジメント協会(ISM)は2日、全米8月製造業指数が49.9となり7月の50から減少したと発表した。結果はアナリスト予測平均値と一致した。製造業指数が50以下だと製造業の収縮、50以上だと成長を示すといわれている。今年の米ISM製造業指数は50周辺を徘徊している。アナリストらは今年いっぱいISM製造業指数は50前後となるだろうと予測している。
米経済は今年下期に突入するに至って、米政府による戻し減税効果も終わり、7月米自動車販売台数が過去16年間で最低水準になるなどの悪状況を迎えた。食品産業も低迷しており、全米最大の豚肉生産業者Smithfield Foods社では第1四半期に1,260万ドルの損失を計上した。同社の前年同期純利益は5,460万ドルとなっている。
一方米経済に良い知らせとしては、インフレ率が低迷していることが挙げられる。米ISMによる8月インフレ指数は過去6か月間で最低水準となった。特に銅、とうもろこし、燃料、天然ガス、大豆油の価格が下落した。8月のインフレ指数は77となり、6月の91.5から大きく減少している。
一方で米商務省は米7月建築費が0.6%減少したと発表した。これはアナリスト予測平均の0.3%減を上回る減少幅となった。米建築活動は16か月連続で低迷を示している。非住居用建築費も7月には0.7%の減少を示し、4,168億ドルとなった。非住居用建築費は昨年12月以来の減少を示した。
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