6日NY市場大幅続落、ダウ1万ドル割れ
2008年10月07日
6日のニューヨーク株式市場は4営業日続落となり、ダウ工業株30種平均は前週末比369ドル88セント安の9,955ドル50セントで引けた。ダウ平均の終値が1万ドル台を下回ったのは、2004年10月29日以来約4年ぶりのことであった。米国に端を発したクレジット危機の影響が拡大を続けており、世界経済に深刻な影響をもたらすという懸念が広がり、売りが促された。ダウ平均は一時800ポイント近く値を下げた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数も続落し、同84.43ポイント安の1,862.96で引けた。
米政府の金融安定化法案成立や、欧州各国政府の金融対策などが明らかにされたものの、それらが実効性を表すまでには時間を要するという認識が投資家らの間で確信となり、米国、欧州、アジアでの同時株安をもたらした。原油先物取引も1バレル90ドルを下回った。一方で比較的安定性の高い米国債が買われた。
6日にNY市場で取引された銘柄のうち、上昇して引けたのはわずか264銘柄、下落したのは2,986銘柄となった。市場が6か月から9か月先の経済情勢を見据えて取引を行っていることを示すサインとも取れる。Galileo Global AdvisorsのGeorges Ugeux会長兼CEOは「市場は、低迷した金融市場だけを見る視点から、世界経済を見る視点へと移ってきている。クレジット危機が他市場へも影響を及ぼしていることと、それがグローバルに広がってきていることは明らかである」と述べた。
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