バンカメ、7-9月期収益68%減、資本増強へ
2008年10月07日
他主要金融機関と同様に、バンカメは住宅ローン、クレジットカードその他債権で多大な損失を抱えている。同社第3四半期純利益は前年同期の37億ドル、一株利益82セントから68%減少して11億ドル8千万ドル、一株利益15セントとなった。アナリスト予測平均は一株利益62セントで、予測を大きく下回る結果となった。
バンカメ株価は6日2.26ドル(6.6%)下落して32.22ドルとなったが、その後の時間外取引でさらに6%下落を示した。資本増強のためにバンカメは同社普通株式100億ドルを売却し、四半期配当金を64セントから32セントに削減するという。
バンカメCEOのケネス・ルイス氏や「過去39年間銀行業を務めてきたなかでこの第3四半期はもっとも困難な時期であった。この先行き不透明な環境の中で、資本を十分に増強することが良策であると信じている。この2か月間で経済環境も金融市場も大きく変化した」と述べた。バンカメは収益発表を当初予定より2週間早めて行った。
バンカメは信用収縮の引当金に64億5千万ドルを用意すると発表した。さらなる市場環境悪化に対応するため、同社は20億ドルをローン・融資事業への引当金として追加するという。
バンカメは米銀行業界でも強固な経営基盤のある銀行として知られてきた。同社は先月世界最大の証券会社であるメリル・リンチを買収することで合意した。バンカメは米住宅ローン大手カントリーワイドを買収したことによる痛手を負っている最中にあってのメリル・リンチ買収決断を下すことになった。
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