タイ首相、反政府団体に対し空港からの退去命令-デモ隊は対抗の構え
2008年11月28日
タイのソムチャイ首相が27日夜、同デモ隊を空港から退去させるため治安部隊を出動も許可する非常事態宣言を発令したことを受け、バンコクの新旧2つの空港を占拠している反政府団体「民主市民連合(PAD)」は対抗の構えをみせた。
ソムチャイ首相はテレビ演説で「空港封鎖は国家に多大な損失を与えている。秩序回復のための措置を講じる」と述べた。2空港封鎖により、数千人規模の観光客が足止めを食らっていると予測される。
デモ隊は、首相の非常事態宣言発令前からゴーグルとヘルメットを身に着けており、救護部は警察からの襲撃対策として外科手術用マスクを配布している。デモ隊の「ガード」らはパチンコや金属製警棒を手に周囲をパトロールしており、拳銃も多数所持されていると見られている。
簡易設置されたステージでは、拡声器を手にした人物が「みんな、怖いか?」と尋ねると、デモ隊が「怖くない!」と答えることが繰り返されている。
ソムチャイ首相は治安部隊発動の予定時期については明らかにしなかった。
記事本文