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6月米新車販売は27%減、回復の兆し示される

2009年07月02日

 米調査会社オートデータが1日発表した6月米新車販売台数(速報値)は前年同月比27.7%減の85万9,847台となった。年率換算では969万台となり、1,000万台回復には至らなかった。今年上半期の累計では前年同期比35.1%減の約480万台となった。減少率は主要6社中4社で軽減された。中でもフォードは前年同月比10.7%減となり、最も減少率が改善された。

 破産申請を適用したクライスラーも6月は41.9%減の6万8千台となり減少率に改善が見られた。アナリストらは昨年夏の1ガロン4ドルを記録した際の自動車販売台数低迷の傾向から次第に回復する傾向が見え始めてきていると分析している。

 7−9月期にはフォードは客足の戻りを期待して生産台数を2万5千台増産する予定であるという。ガソリン価格は5月の1ガロン2.28ドルから6月には1ガロン2.64ドルまで上昇したため、燃費のよい自動車への需要が高まったとみられる。

 米GMの販売台数は前年同月比31.4%減の17万4千台、トヨタは同32%減の13万2千台、ホンダは同30%減の10万台となった。日産は同23%減の5万8千台となった。フォードの6月新車販売台数は同11.2%減の14万8,000台となり、トヨタを上回った。トヨタハイブリッド「プリウス」の販売台数は10.5%増となった。「カムリ」の販売台数は37%減、「カローラ」販売台数は53%減となった。

 6月1日に破産法申請を適用してから、GMの販売台数減少率は改善を示すようになった。GMは「ポンティアック」「サターン」「ハマー」および「サーブ」を他社に売却し、「シボレー」「キャディラック」「GMC」および「ビュイック」の4ブランドに集中していく方針である。

 クライスラーは閉鎖予定の店舗789店においてディスカウント販売を行ったことが6月新車販売台数改善に寄与した。

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