2008年05月07日
東京株式市場では、日経平均株価は続伸。連休中の米国株式市場が堅調だったことや為替相場の落ち着きを好感し、朝方から買い優勢でスタートし、一時は2月高値の1万4105円47銭を上回った。 高値を抜いたことで目標達成感や高値警戒感が強まるなか、アジア株の下落をきっかけに、後場に入って株先売り・債先買いの動きが強まり、マイナスとなる場面があったものの、引けにかけて再びプラスに戻した。翌8日に控えている10年物国債の入札を控え、債券先物市場が乱高下しており、株価指数先物にも影響した模様。 なお、33業種中、25業種がプラス。石油関連や商社、非鉄、鉄鋼、海運など市況関連の上昇が目立った。原油先物が最高値を更新したほか、非鉄金属、貴金属、海運市況の上昇が材料視された。 そのほか、海外での金融関連株の上昇を手がかりに、不動産、銀行、証券なども値上がり率上位に入った。米ファニーメイが資本増強と減配を発表したが、住宅ローンの質が改善したことを強調しており、過度の信用懸念が後退したことが背景。ただ、銀行については、三井住友FG<8316>がマイナスで取引を終え、後場に入って上げ幅を縮小している。ハイテク、自動車といった主力株も高安マチマチだった。 その半面、原油高による燃料コストの上昇懸念から空運が安く、陸運、紙・パルプがさえない。食料品については、下方修正の伊藤園<2593>が大幅安となっており、業種別指数の下落要因となった。(証券新報・木村)