本日の相場見通し/資源・素材関連が物色されるかがポイント
2008年05月21日
20日の米国株式市場では、NYダウは反落。前日比199.48ドル安の12828.68ドル、ナスダック総合指数は3日続落し、同23.83ポイント安の2492.26ポイントで取引を終えた。4月の卸売物価指数(PPI)でエネルギー・食品を除くコア指数は前月比0.4%上昇と市場予想の0.2%上昇を上回ったほか、原油先物相場が最高値を更新したことで、インフレ圧力が嫌気された。シカゴ先物は14020円大阪比180円安だった。
NY原油先物相場は3営業日続伸。WTI期近の6月物は前日比2.02ドル高の1バレル129.07ドルで終えた。一時129.60ドルを付け、16日に付けた127.82ドルを上回って過去最高値を更新した。また、NY金先物相場は4営業日続伸。6月物は前日比14.4ドル高の1トロイオンス920.2ドルで取引を終えた。原油高やドル安を手掛かりに大幅高となり、一時は924.1ドルまで上昇、4月23日以来の高値を付けた。
また、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が発表した4月の北米地域の半導体製造装置のBBレシオは0.81倍となり、3月の0.87倍(速報値は0.89倍)から低下した。受注額と出荷額はともに前月比で減少した。
インフレ懸念の強まり、BBレシオ低下、米国株下落等が嫌気され、本日は売りが先行する見通し。日経平均は14000円の攻防となりそうだ。想定レンジは13800円〜14300円程度。このような外部環境悪化する中、資源・素材関連が物色されるかがポイント。これらも利益確定売りに押されるようなら、物色難に陥り、全面安となる公算が大きい。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)
町に豊富な人脈を持つ金融情報会社「カブ知恵」