2008年05月27日
前日26日の米国市場はメモリアル・デー(戦没者追悼記念日)で株、債券ともに休場。英国もバンク・ホリデーで休場だった。手掛かり材料が不足する中、本日は前日の後場の継続という形になるとみられる。日経平均の想定レンジは13500円〜14000円程度。本日は22日の13658.02円を割り込むかどうかが注目される。割り込まないようなら、昨日300円超の下落となったこともあり、自律反発を試す公算が大きい。ただし、25日移動平均線(26日現在、13867.51円)付近では売り圧力が強まるとみられる。
なお、3連休明けの米国では3月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数、4月の新築住宅販売件数、5月の米消費者信頼感指数が発表される。このあたりのマクロ指標等を受け、休み明けの米国市場がどう動くかの不透明感は強い。このため積極的な売買は手控えられる可能性が高く、商いは低調に推移するとみている。外国人投資家が不在の中、国内勢だけで相場に方向性が出るとか考え難い。結局、方向感乏しいもみあい相場がイメージされる。
昨日段階の日経平均の予想PERは16.24倍。バリュエーション的に特段割高でも、割安でもなく、居心地の良い水準と言えよう。このレベルから上に動くためには、円相場が円安に大きく動いたり、債券価格が大幅に下落して債券市場から株式市場への資金流入がないと無理がある。逆に、下方向に大きくブレるには、円高が一段進行したり、債券が買われ、株から債券への資金シフトが起こらないと無理だろう。だが、あたりを見渡しても、そのようなドラスティックに相場を動かす材料は見当たらない。結局、昨日の大幅下落に対するリバウンドを試し、25日移動平均線を前にあえなく失速し、もみあいということになりそうだ。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)
兜町に豊富な人脈を持つ金融情報会社「カブ知恵」