2008年07月24日
23日の米国株式市場は続伸。NYダウは前日比29.88ドル高の11632.38ドル、ナスダック総合指数は21.92ポイント高の2325.88ポイントで取引を終えた。NY原油先物相場が大幅下落したことが好感された。WTI期近の9月物は前日比3.98ドル安の1バレル124.44ドルで取引を終えた。また、政府系住宅金融公社の救済策を含む住宅関連法案に対し、ブッシュ米大統領が拒否権を発動しない意向を示したと伝わったことで、ファニーメイやフレディマックが急伸し、金融株や住宅建設株に買い安心感が強まったこともポジティブに作用した。
一方、米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、「経済活動のペースが前回6月上旬からいくぶん減速した」との総括判断だった。NY円相場は続落した。前日比50銭円安・ドル高の1ドル=107円80-90銭で取引を終えた。また、シカゴ日経平均先物は13485円大証終値比125円高だった。
米国株高、原油安、円安を本日の東京株式市場は好感する見通し。日経平均の想定レンジは13200円~13700円程度。原油安を背景に、化学、空運などが買われる公算が大きい。また、米国市場で金融株が堅調なため、東京でも金融セクター中心に、信用収縮懸念から売られていた不動産セクターの買戻しやリバウンド狙いの買いも継続しよう。また、岩手県で震度6強の地震が発生したことから、関連銘柄の材料株物色も見込まれる。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)