2008年07月25日
24日の米国株式市場3日ぶりに急反落。NYダウは前日比283.10ドル安の11349.28ドル、ナスダック総合指数は同45.77ポイント安の2280.11ポイントで取引を終えた。6月の米中古住宅販売件数が市場予想を下回ったことで、利益確定売りが出た。中古住宅販売件数は前月比2.6%減の年率換算486万戸だった。98年初め以来の低水準で、市場予495万戸を大きく下回った。販売在庫は449万戸で前月比ほぼ横ばい、これは現在の販売ペースで11.1カ月分に相当するという。
一方、NY原油先物相場は反発した。WTI期近の9月物は前日比1.05ドル高の1バレル125.49ドルで終えた。NY円相場は3日ぶりに反発。前日比55銭円高・ドル安の1ドル=107円25―35銭で取引を終えた。そして、シカゴ日経平均先物は、13430円大証終値比230円安だった。
なお、昨日、ジャスダック上場の三平建設(1908)が民事再生手続開始の申立てを行った。首都圏マンション市場において、土地代及び建築費の高騰による販売価格の上昇、建築基準法の改正に伴う建築確認・検査の厳格化等によるマンション工事の発注・着工の遅れ等の影響により、首都圏で供給される民間分譲マンションの戸数が著しく減少したことが響いたという。ここ最近、不動産・建設関連の上場企業の破綻が相次いでいる。このため、投資家は同関連株に関しては、換金売りを急ぐ公算が大きい。
日経平均に関しては、昨日までの3日間で約800円上昇した上、24日の米株下落で、利益確定売りが出易い状況だ。週末要因もあり、積極的な買いも手控えられるだろう。想定レンジは13200円~13700円。下値は25日移動平均線(24日現在、13343.22円)がサポートするだろうが、上値も重いと考える。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)