日経225先物 本日の展望 byトレイダーズ証券
トレイダーズ証券株式会社
2008年09月05日

4日の米国株式市場は大幅反落。週末の雇用統計発表を前に米新規失業保険申請件数やADP雇用統計の悪化を受けてダウは反落、ナスダックは4営業日続落となった。
CMEでの日経225先物も大幅な下げを示現。清算値は大証大引けよりも345円安い12,235円。3月につけた年初来安値11,610円がいよいよ視野に入ってきた。
<4日の米国株式市場>
経済指標では8月ISM非製造業景気指数は50.6(予想49.5)と3ヶ月ぶりに50を上回るが雇用指数は前月の47.1から45.4と悪化した。8月ADP雇用統計では-3.3万人(予想3.0万人)と予想から悪化。新規失業保険申請件数は44.4万(予想42.0万件)。
雇用環境の悪化を示す数字が相次いだことで米国株式市場は急速に下げ幅を拡大。S&P500セクター別では金融が4.69%下げるなど全セクターが下落。主要株価指数の終値はNYダウが11,188.23(-344.65)。ナスダック総合指数は2,259.04(-74.69)。CME日経225先物清算値は12,235円だった。
<日経225先物 本日の展望>
原油安・ドル安(クロス円安)・株安となり、金融マーケットの世界ではリスク回避の動きが強まっている。
原油価格の下落は実体経済にとってはコスト押し上げ要因が取り除かれるという点でポジティブだが、マネーの世界ではどうだろうか。インフレの象徴的な存在だった原油高の終焉がグローバルなリスク・リダクションへの始まりなのかもしれない。
CME清算値12,235円によって、7月半ば、8月後半にボトムを形成した12600円台半ばのラインを明確に下抜けてきた。月足のチャートを見ると、一目均衡表の雲下限12,590円も下回ってきている。昨日出来高の膨らんだ9月プット120への買戻しに留まらず、先物でのデルタヘッジの動きがあればSQを前にして年初来安値も視野に入る。
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