前場概況(主力株)/30日前場の日経平均は前日比544.54円安の11199.07円
2008年09月30日
30日前場の日経平均は前日比544.54円安の11199.07円、高値は始値の11565.70円、安
値は9時31分の11160.83円。東証一部の売買代金は9248億円、値上がり銘柄数は44銘
柄、値下がり銘柄数は1635銘柄、変わらずは21銘柄。全面安となり、日経平均は大幅に
4日続落した。
29日のNYダウは3営業日ぶりに急反落した。前週末比777.68ドル安の10365.45ドルと、
下落幅は過去最高となった。米下院が金融安定化法案を意外にも否決したことで、金融市
場の混乱に拍車が掛かるとの懸念が強まった。ベルギー、オランダ、ルクセンブルグの金
融大手フォルティスに3カ国が資本を注入すると発表したことや、英政府が英中堅銀のブ
ラッドフォード・アンド・ビングレー(B&B)を一時国有化することを明らかにしたこ
とで、金融市場の混乱が欧州への波及していることが確認され、これも嫌気された。
なお、金融安定化法案を否決した米下院議会は29日、同法案に関する追加措置は取らず休
会した。10月2日に再招集される予定だという。また、ブルームバーグは、「ポールソン米
財務長官は29日、下院が最大7000億ドル規模の金融安定化法案を否決したのを受け、新
たな安定化法案の可決に向けて議会と協力していく方針を示した。」と報じている。
シカゴ日経平均先物は11215円大証終値比565円安だった。本日前場の日経平均はこれに
サヤ寄せするべく急落した。金融株中心に幅広い銘柄が投売りを浴びた。米国議会・政府
の動きを見守りたいとのムードが強く、積極的な押し目買い手控えられた。ただし、寄り
付き後およそ30分程度で狼狽売りは一巡。その後は売り方の買戻しや、中間期末のドレッ
シング買いで戻し気味で推移した。ただし、上値は重く、戻りの勢いは鈍かった。
東証33業種では、値上がり業種はゼロ。一方、不動産、鉱業、鉄鋼、証券、商品先物、保
険、銀行、非鉄金属、卸売、その他製品、パルプ・紙、その他金融、電気機器、石油・石
炭製品、金属製品、輸送用機器、小売、精密機械、機械などの値下がりが目立つ。個別で
は、東証一部の値上がり率トップはシルバーオックス(8024)、2位は福島工業(6420)、
3位は電源開発(9513)。一方、値下がり率トップはプレナス(9945)、2位はサンシティ
(8910)、3位はネクシィーズ(4346)。