相場概況(主力株)/1日の日経平均は前日比108.40円高の11368.26円
2008年10月01日
1日の日経平均は前日比108.40円高の11368.26円、高値は9時20分の11456.64円、安
値は14時25分の11314.28円。東証一部の売買代金は1兆9998億円、値上がり銘柄数は
954銘柄、値下がり銘柄数は661銘柄、変わらずは91銘柄だった。日経平均は5日ぶりに
反発した。
9月30日のNYダウは前日比485.21ドル高の10850.66ドルで取引を終えた。NYダウの
上げ幅は02年7月以来、過去3番目の大きさだった。米議会幹部が金融安定化法案のとり
まとめに意欲を示していると伝わったことで、安定化法案の早期成立に対する期待が高ま
ったことで買われた。
また、SECなど関係当局が金融商品の評価手法に関する指針を近く発表するとの報道を
受け、証券化商品の評価を実質的に緩める方向なら金融機関の財務悪化懸念が後退すると
の見方が強まったことも買い材料視された。一方、7月のS&P/ケース・シラー住宅価
格指数(全米10都市)の前年同月比下落率が17.5%と過去最大となったが、相場への影響
は限定的だった。
寄り付き前に発表された日銀短観9月調査では、大企業・製造業DIはマイナス3と、前
回の6月調査から8ポイント下落し、4期連続で悪化した。大企業・製造業のDIがマイ
ナスとなるのは、03年6月調査以来、5年3か月ぶりのこと。
1日前場の東京株式市場は、前日の米国株の大幅反発を好感した買いが先行したが上値は
重かった。発表された日銀短観で景況感悪化が確認されたことが相場の重しとなった。ま
た、米金融安定化策の実効性への懸念も強く、積極的に上値を追う動きは乏しかった。こ
のため前引けにかけ、日経平均は伸び悩んだ。後場に入っても相場つきに変化はなかった。
方向感乏しいもみあいが続いた。様子見気分の強い状態のまま、本日の取引を終了した。
東証33業種では、保険、証券、商品先物、医薬品、電気・ガス、卸売、銀行、食料品、石
油・石炭製品、サービス、電気機器、陸運、精密機械、水産・農林、繊維製品、輸送用機
器などが値上がりした。一方、海運、その他製品、パルプ・紙、その他金融、非鉄金属、
機械、鉱業、情報・通信などが値下がりした。個別では、東証一部の値上がり率トップは
ハルテック(5916)、2位は東栄住宅(8875)、3位はコープケミカル(4003)。一方、値
下がり率トップはパシフィックHD(8902)、2位はラディアHD(4723)、3位はアゼル
(1872)。