本日の相場見通し/基本は、突っ込めば、突っ込むほど買いの眼でみる
2008年10月07日
6日の米国株式市場は大幅に4日続落した。NYダウは前週末比369.88ドル安の9955.50
ドル、ナスダック総合指数は84.43ポイント安の1862.96ポイントで取引を終えた。NYダ
ウが終値で1万ドルを下回るのは、04年10月以来約4年ぶりのこと。金融安定化法は成
立したが、金融危機が欧州へ広がっていることや、前週末発表の雇用統計の大幅な悪化な
どを受け米国景気の後退も強く意識されたことなどが売り材料となった。
NY円相場は急伸した。前週末比3円50銭円高・ドル安の1ドル=101円75―85銭で終
えた。円は一時100円22銭まで上昇し、4月10日以来、半年ぶりの円高水準を付けた。
円は対ユーロでも急伸し、一時1ユーロ=135円05銭と05年9月下旬以来、約3年ぶり
の円高水準を付けた。欧米の利下げ観測が背景になっているようだ。また、高金利通貨が
対円で急落した。豪ドルは前週末の1豪ドル=81円台半ばから73円台半ば近辺に、NZド
ルは前週末の1NZドル=69円台後半から64円台後半に下げた。シカゴ先物は10095円
大証終値比は355円安だった。
NYダウは一時800.06ドル下がった後、下げ渋った。このような動きを日経平均も想定す
る。短期のテクニカル指標が売られ過ぎを示唆している。本日は225先物も大きないとな
る可能性が高い。いわゆるセリングクライマックスとなる見通しだ。ザラ場中のGlobexの
米株価指数先物の動きや東京外国為替市場の円相場の動きはかく乱要因だが、基本は、突
っ込めば、突っ込むほど買いの眼でみたい。なお、これは超短期のリバウンド狙いでとい
う意味だ。日経平均の想定レンジは9700円~10400円程度。
(株式会社カブ知恵 代表取締役 藤井英敏)