2008年10月21日
事務用品のキングジム(7962)が、デジタルメモ帳「ポメラ」を11月に発売する。
商品画像を見ればわかるが、小さな本体に携帯ゲーム機のような画面を持ち、キーボードは横に大きく広がっている。
だいぶ前に流行った、IBMのノートパソコン(通称バタフライ)のミニ版といった感じだ。
使用はあくまでテキストを打つためだが、なんでも5万字近いテキストを保存できるという。外部ではUSBへのケーブル接続とmicroSDカードでの接続が可能。つまり、データはPCにも携帯にも転送できるということだ。
メールを携帯ボタンで打つのがメンドクサイ人、文章を書くことが多い人、長いテキストを外で打つ必要がある人などには、かなり便利な道具となるはず。
さて、この商品、売れるのか?
キングジムの新たな戦略としては面白いと思うが、値段(2万7300円)が高すぎる。大ヒットとまではいかないだろう。ヒットを目指すのなら、ミニノートとの価格差・機能の差からいって、せいぜい1万円がいいところ。
もしも定価が1万円で、(携帯と共有するための)赤外線通信と(PCに気軽に接続するための)USBダイレクト接続端子があったら、爆発的に売れるのに…。
で、キングジムの株価について。
大きく下げた後、20日までの5日連続陽線は「買い」が定石。ただし、業績は良くもなく、悪くもなく…。株価を上げる”材料”は、乏しい。
870円~890円あたりの上値抵抗線を抜ければ新トレンド入りできるが、跳ね返される可能性の方が高そうだ。
木暮隆文<TOKYO株ニュース>