相場概況(主力株)/13日の日経平均は前日比456.87円安の8238.64円
2008年11月13日
13日の日経平均は前日比456.87円安の8238.64円、高値は始値の8564.47円、安値は13
時41分の8148.30円。東証一部の売買代金は1兆7576億円、値上がり銘柄数は248銘柄、
値下がり銘柄数は1404銘柄、変わらずは52銘柄だった。日経平均は大幅に3日続落。
12日のNYダウは前日比411.30ドル安の8282.66ドルで取引を終えた。家電量販店最大手
のベスト・バイが業績見通しを下方修正したことで、先行きの個人消費への懸念が一段と
強まったことが売り材料になった。また、金融安定化法の運用方針について、資本注入対
象業種を拡大することと、不良資産買い取を当面見送ることを、ポールソン米財務長官が
示した。これを受け、金融機関の財務が悪化した状態が長期化するとの懸念が強まった。
これも嫌気材料視された。
NY円相場は続伸し、10日比3円円高・ドル安の1ドル=94円95銭-95円05銭で取引を
終えた。円は対ユーロでも大幅に上昇し、10日比6円10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=
118円80-90銭で取引を終えた。また、NY原油先物相場は続落した。WTI期近の12月
物は前日比3.17ドル安の1バレル56.16ドルで終えた。一時55.94ドルまで下落し、期近
物として07年1月以来約1年9カ月ぶりの安値を付けた。
米国株の大幅下落、急激な円高、そして資源安を嫌気し、本日前場の東京株式市場は売り
が先行した。また、インテルが12日の通常取引終了後、08年10-12月期業績見通しを下
方修正し、時間が取引で下落した。これが嫌気され、CME Globexで米株価指数先物が軟
調に推移したことも嫌気された。ただし、売り一巡後は、GPIF(公的資金)による買
いが観測され、下げ渋った。だが、上値は重く、前引け値はほぼ安値圏だった。
後場に入ると、アジア・各国各地域の株式市場が総じて軟調だったことや、CME Globex
で米株価指数先物が引き続き軟調に推移したことが嫌気され、日経平均は前場安値を割り
込み一段安となった。しかし、10月10日の8115.41円付近まで下落すると、買戻しが徐々
に入り、それが加速し、14時49分には8406.21円まで買い戻された。市場の一部では、
GPIF(公的資金)によるPKOではないかとの観測が囁かれていた。だが、そのよう
な買いが一巡すると、明日にオプションSQ算出を控えていることもあり、手仕舞い売り
が断続的に出て、急速に伸び悩んで取引を終えた。
東証33業種では、値上がりはパルプ・紙の1業種のみ。一方、鉱業、保険、鉄鋼、ガラス・
土石、精密機械、ゴム製品、電気機器、機械、不動産、証券、商品先物、その他製品、卸
売、その他金融、情報・通信、非鉄金属、海運、銀行などが値下がりした。個別では、東
証一部の値上がり率トップはGMOインターネット(9449)、2位はフルキャストホールデ
ィングス(4848)、3位はITホールディングス(3626)。一方、値下がり率トップはユニ
デン(6815)、2位はアーネストワン(8895)、3位はシティグループ(8710)。