日経225先物 本日の展望 byトレイダーズ証券
トレイダーズ証券株式会社
2008年11月18日

17日の米国株式市場は大幅続落。シティが全従業員の15%にあたる5万人のリストラを計画していることが明らかになったほか、NY連銀製造業景況指数が統計開始以来の最低水準となったことが嫌気された。
CMEでの日経225先物清算値は大証大引けを70円下回る8,420円。昨日は8,200円で公的年金の買い流入に対する思惑から下げ渋ったが、GDP速報値が2四半期連続でマイナス成長となるなど、日本でも景気後退が鮮明となってきている。前場、下値模索の動きを見せれば昨日安値8,200円や先週安値8,130円が意識される。
<17日の米国株式市場>
週末のG20では「あらゆる追加措置をとる」との宣言で閉幕したが、既に使い古された感のある言葉だけに、マーケットには具体策に乏しいという印象をあたえた。
朝方発表されたNY連銀製造業景況指数は-25.43(予想-26.00)と統計開始以来最低の水準となる。
シティグループは全従業員の約15%に相当する5万人の人員削減計画を発表。NY連銀指数の悪化とともに、雇用情勢の悪化、景気後退という流れを強く印象付ける結果となり、マーケットは次第に弱含む。その他、公的資金での救済期待が高まったGMが上昇するものの、UBSが投資判断を引き下げたアルコアが大幅安するなどしたことで、指数は引けにかけて下落。ナスダック総合指数が5年半ぶりの安値水準で取引を終えた他、NYダウも安値圏で取引を終了。主要株価指数の終値はNYダウ8,273.58(-223.73)、ナスダック総合指数は1,482.05(-34.80)、CME日経225物清算値は8,420円だった。
<前場の日経225先物>
米国株は続落となったが、日経225先物はCME清算値が8,420円で大証大引けから大きく下げているわけではない。下値では8,200円どころがサポートとして意識されるが、ここを下回れば先週安値8,130円や8,000円の大台が割れも意識される。一方上値の目処は昨日上値を抑えた日足均衡表転換線8,850円となる。
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