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来週の為替見通し/引き続き方向感の乏しい展開

2009年11月22日

今週の円相場は狭い値幅でもみ合い。欧州・オセアニア通貨に対しリスク資産圧縮目的でドル買いが入ると、円売り・ドル買いが出る場面が見られたものの、下値では国内輸出企業からの円買い・ドル売りが入り下値は堅かった。

大きな流れとしては、欧州通貨やオセアニア通貨に対して円とドルが同時に売り買いされており、円・ドル相場自体はトレンドが出来にくい地合いが続いた。

 来週、23日に10月中古住宅販売件数、24日に7-9月米実質国内総生産(GDP)改定値、9月ケース・シラー住宅価格指数、11月消費者信頼感指数、11月リッチモンド連銀製造業指数、9月住宅価格指数、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、25日に10月米個人所得、個人消費支出(PCE)、10月耐久材受注、11月ミシガン大・消費者態度指数・確保値、10月新築住宅販売件数などが発表される。

また、米財務省は、23日に2年債440億ドル、24日に5年債420億ドル、25日に7年債320億ドルの規模の入札を実施する。その他、26日は感謝祭で金融市場は休場となる。    一方、日本では24日に金融経済月報、25日に10月貿易統計、10月企業向けサービス価格指数、26日には日銀・金融政策決定会合議事要旨、27日には10月失業率・有効求人倍率、10月全世帯家計調査、11月東京都区消費者物価指数(CPI)、10全国CPI、10月商業販売統計などが公表される。

来週の経済指標では、7-9月期米GDP改定値が相場への影響度が高いだろう。予想では、速報値の前期比年率3.5%から3.0%に下方修正される見込み。米住宅市場を見る上ではケース・シラー住宅価格指数にも注目したい。その他、円・ドル相場は米国の金利との相関性が高いため米国債の入札にも注意を払いたい。

来週の円相場は引き続き方向感の乏しい展開となりそうだ。レンジは1ドル=88.00-89.50円を想定している。

注意すべきこととしては、ヘッジファンドの決算期末に向けて、利益の乗ったリスク資産には売りが出やすい時期に入ることがある。資源国通貨やユーロなどに対する円買いが円・ドル相場を押し上げる可能性があり注意したい。

(グローバルインフォ株式会社)

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