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北参加で平昌五輪は『平和五輪』の役割果たせる

2018年01月10日

 韓国と北朝鮮の高官級会談が9日、南北軍事境界線のある韓国側施設「平和の家」で行われた。韓国・聯合ニュースは同日、「韓国側が来月9日開幕する平昌冬季五輪への大規模な代表団の派遣や開会式での合同入場、応援団の派遣を要請した」ことなどを報じた。

 これに北朝鮮側は「高官級や民族オリンピック委員会代表団、選手団、応援団、芸術団、観戦団、テコンドー団、記者団などの派遣を提案した」という。報道は「韓国代表団の千海成(チョン・へソン)統一部次官が平和の家で会見を開き、明らかにした」としている。

 また「南北高官級会談と同時に、北朝鮮と国際オリンピック委員会(IOC)の間でも協議が行われている」ことを伝えたうえで、北朝鮮選手団の参加について「北朝鮮選手団が参加するだけでも平昌五輪は『平和五輪』としての役割を果たせる見通しだ」と明るいニュースとして報じた。

 また「北朝鮮の相次ぐ挑発で軍事的緊張が続いていた朝鮮半島に平和が宿っていることを示す『象徴的なイベントになる』と期待される」とも報じた。

 聯合ニュースは「軍事境界線を越えて韓国に入国する北朝鮮選手団の姿や南北選手団の開会式・閉会式での合同入場行進、南北応援団の合同応援などのシーンが演出されれば『平和』という五輪の基本精神がさらに強調され、南北間の協力の糸口にもなる」との期待を含めた見方も示した。

 河野太郎外務大臣は同日の記者会見で「北朝鮮がオリンピックに参加の意向を示すというのは良いことなのではないか。こうした取り組みの中で国際社会のメッセージをきちんと先方に伝え、北朝鮮の今の政策(核・ミサイル開発)の先には明るい未来はないということを認識してもらいたいと思っている」と述べた。(編集担当:森高龍二)

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