インターンシップのウソ~日本の最新インターンシップ事情~
株式会社ソキュアス
2008年04月21日
インターンシップとは学生が企業で就労経験を積むことである。米国では100年近い歴史があり、特にここ40年ほどの間にすっかり教育機関と企業に定着した。
日本においても、就職後3年以内に3人に1人が離職してしまう現状を目の当たりにし、やりたいことを見つけるべくインターンを希望する学生が増えている。
しかしながら、多くの日本におけるインターンシップの期間は2週間程度で、最低3ヶ月というアメリカの現状とは大きな隔たりがあり、企業見学という感じがいなめない。さらに、日本における短期間のインターンシップは企業宣伝、あるいは優秀な学生を早期に囲い込む青田刈りの場であることが多いのも現状である。上記の事情から企業のイメージダウンを恐れてか、ビジネスゲーム、グループワークなど仕事の楽しいところだけを体験させるものとなっているものも少なくない。このようなインターンでは学生が勘違いし、更なる離職率上昇につながる危険性さえ感じる。
この現状に対し、インターン生に職業体験をさせるという目的だけでなく、組織の大部分をインターン生で構成しギブアンドテイクの関係をうまくつくっている企業を2社紹介する。
一社目はリクートスタッフィング(株)
http://www.r-staffing.co.jp/ である。リクルートスタッフィング(株)の市場開発部では毎年8月~3月まで、社員はインターン生の統括、事務の数名にとどめ、数十人のインターン生が新規顧客開拓に飛び込み営業を行っている。1日に飛び込みで回るのは70件程度。入社して2、3年すると飛び込み営業を嫌がる社員が多くなる中、学生たちは1日50件以上を回るという。このインターンでは給与、営業結果のインセンティブも発生し学生にとっては一石二鳥だが、企業も人件費を大幅に削減することができ一石三鳥のシステムとなっているそうだ。
二社目はソキュアス(株)
http://www.socueus.com/ である。ソキュアス(株)では所属人数27人のうちインターン生
http://www.socueus.com/intern.php は16人を占める。インターン生なしでは語れない企業となっているそうだ。インターン生は主にマーケティングを担当し給与も貰える。
「経費削減という意味合いが全くないといえば嘘になるけど、インターン生の学校を創りたいと考えています。インターン生として力をつけ、人材紹介派遣として中途採用で送り出したり、新しい新卒採用モデルを築いていければと考えています」と、ソキュアス(株)代表取締役 川近 充さん
http://www.socueus.com/blog は言う。
“青田刈りではなく、成長する場を提供したい”という言葉に日本のインターンのウソを解消する手がかりが隠されている気がしてならない。
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