2014年04月03日
ロンドン
-- (ビジネスワイヤ) -- 高度プロセス・モデリング企業のプロセス・システムズ・エンタープライズ(PSE)は本日、ロンドンで開催されている高度プロセス・モデリング・フォーラムにおいて、チェーン全体での二酸化炭素回収・貯留(CCS)のための来るべきgCCSシステムモデリング環境を発表しました。
CCSシステムの設計・運用には、複数の発生源から複数の貯蔵先に至るまでの回収・輸送・貯蔵チェーン全体にわたって多くのやりとりを考慮する必要があるため、gCCSは商用化にb関する多くの重要課題に対応するよう考えられています。このチェーンの各段階には多様な組織が関係することから、複雑さが一層複雑なものになります。究極的に、ビジネスおよび技術の重要判断を下すためには1つのエンドツーエンドのシステムが必要です。
PSEの発電およびCCSビジネスの責任者で開発リーダーのアルフレッド・ラモスは、次のように語っています。「発電所の設計・運用に関する判断は、このチェーンの相手側となる貯蔵業者に重要な影響を与え、その逆も同じです。そのため多くの複雑な問題を解く必要が生まれ、そのためにgCCSが役立ちます。当社はこの分野に独自の実用化技術を提供できると考えています。」
このモデリング環境には、従来世代(微粉炭および複合サイクル・ガスタービン)、新世代(ガス化および酸素燃焼)、溶剤による二酸化炭素回収、圧縮、輸送および注入に関する包括的なプロセスモデルが含まれています。現在のテストフェーズでは、高忠実性動的モデルを使用したチェーン全体(発生から注入まで)にわたる分析に、またアミン系回収プラントの起動から停止までの全体にgCCSが応用され、成功を収めています。
gCCSは、エネルギー技術研究所(ETI)の委託・資金提供を受けたCCSシステムズモデリング・ツールキットプロジェクトから生まれた商用製品です。このプロジェクトはCCSチェーン全体の利害関係者が使用可能で堅牢な完全統合ツールキットの実現を目指しており、300万ポンドの資金により、E.ON、EDF、ロールスロイス、CO2DeepStore、PSE、E4techの協力で実施されています。
このツールキット、その結果としてのgCCS製品は、PSEのgPROMS先進プロセス・モデリング・プラットフォームで実現されています。このツールキットは現在、主なCCS利害関係者による評価およびテストを受けており、gCCS製品は2014年夏に発売される予定です。
編集者へ
当社などに関する情報はwww.psenterprise.com/news/pr140402a.htmlをご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
連絡先
Process Systems Enterprise (PSE)
Kate Burness
+44-20-8563-0888
k.burness@psenterprise.com
記事提供:ビジネスワイヤ
とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。
Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.