2013年11月04日
ニューヨーク
(ビジネスワイヤ) -- 国際的不動産会社のハインズは本日、シンガポールのポンティアック・ランド・グループがハインズとゴールドマン・サックス・リアル・エステート・プリンシパル・インベストメント・エリアに加えて新たに「53丁目西53番地(53 W. 53rd Street)」の所有者となったと発表しました。53丁目西53番地は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に隣接して建設される象徴的な住宅コンドミニアム開発です。その投資に加えて、ポンティアック・ランドはアジアの銀行コンソーシアムから建設資金8億6000万ドルも調達しました。
プリツカー賞を受賞した建築家のジャン・ヌーヴェルが設計した超高層72階建て75万平方フィートのタワーには、世界的に有名な建築家のティエリー・デスポンが設計した最高級コンドミニアム145戸が建設されます。加えて、建物の低層階には、建築家ディラー・スコフィディオ+レンフロがMoMAのために設計した3フロア3万6000平方フィートに及ぶ新たな展示スペースが設置されます。
ハインズとゴールドマン・サックスは、MoMAの西隣の53丁目と54丁目の間に位置する1万8000平方フィートの土地を、2007年にMoMAから1億2500万ドルで取得しました。世界的な建築コンペを経て、ヌーヴェルが設計を担当する建築家に選ばれました。このタワーは、当初の案では高さ1250フィートでしたが、2009年の特別許可プロセスの中で高さ1050フィートに変更されました。プロジェクト建設に必要な裁量的承認はすべて整い、2014年半ばに着工して2018年後半に入居開始となる予定です。レンド・リースが総合建設請負業者に指名され、コーコラン・サンシャイン・マーケティング・グループが2014年に開始予定の当プロジェクトのマーケティングと販売を担当します。
このタワーには、ニューヨーク市とセントラルパークの素晴らしい眺望、豪華な共用エリア、75フィートのラッププールを含む高性能フィットネス施設、フルタイムのコンシェルジュ・サービスをはじめ、幅広いアメニティが揃います。
ポンティアック・ランド・グループ取締役で世界的な美術品収集家の郭良德(Kwee Liong Tek)は、次のように述べています。「この画期的なプロジェクトでハインズやゴールドマン・サックスと連携できて光栄です。私たちは長らく、ニューヨーク市と世界に対するMoMAの貢献を称賛してきました。このプロジェクトによりMoMAの展示スペースが拡大し、来訪者の経験が豊かになることをうれしく思います。」
ハインズのジェラルド・D・ハインズ会長は、次のように述べています。「ジャン・ヌーヴェル氏の大胆なタワーは、確実に象徴的な世界的建造物に、そしてニューヨーク市民のお気に入りになるでしょう。この地は素晴らしい天空の彫刻に相応しい場所であり、このプロジェクトがそれを実現します。さらに、これはハインズや当社のパートナー企業、そして将来の住宅所有者の皆さまにとって素晴らしい投資になると思います。ポンティアック・ランドは優れた開発で知られ、私たちはその初の米国投資で同社と提携できることを非常に喜んでいます。」
ポンティアック・ランド・グループのマイケル・スー最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「ポンティアック・ランドの地元銀行との長年にわたる協力関係により、当社はこの重要な取引に参加することができました。私たちは、世界最大の米国経済の回復に自信を持っており、ニューヨークの不動産市場の回復力と可能性を信じています。米国は今後も引き続き当社の優先投資先となるため、当社の最初の投資が華々しいものであることが重要でした。」
ハインズの上席マネジングディレクターでニューヨーク事務所長のトミー・クレイグは、次のように述べています。「この建物のユニークな構造とMoMAに隣接するという恵まれた環境により、この開発の立地は極めて望ましいものとなるでしょう。」
MoMAのグレン・D・ローリー取締役は、次のように述べています。「ニューヨーク近代美術館は、タワー・プロジェクトの前進を喜んでいます。私たちは、ハインズのチームや当美術館の建築家と協力して、当館への来訪者が近・現代の美術作品を探索できる新しい魅力的な公共空間を作り出したいと思います。」
ハインズについて
ハインズは、1981年からニューヨーク、ニュージャージー、コネチカットの3州で事業を展開し、当地域で1500万平方フィート以上を開発してきました。当社のニューヨークでの高級住宅プロジェクトには、マーサー通り40番地(40 Mercer)やワン・ジャクソン・スクエアがあります。ハインズは、レナード通り56番地(56 Leonard)の開発コンサルタントを務めています。ハインズによるミッドタウンのブライアント・パーク7番地(7 Bryant Park)ブティック・オフィス・タワーは、現在建設中です。ハインズは、世界各地で不動産投資、開発、不動産管理を手がける非公開不動産会社です。当社が過去および現在に関わったプロジェクトや取得、代行管理しているプロジェクトには1283物件が含まれ、これにより5億1600万平方フィート以上に及ぶオフィス、住宅、多目的、産業用、ホテル、医療用、スポーツ用の施設、そして大規模な計画都市コミュニティーや土地プロジェクトが開発されました。現在、ハインズは代行管理の8430万平方フィートを含む計1億5190万平方フィートの378物件を管理しています。18カ国の111都市にオフィスを構え、評価額で約252億ドルの管理資産を有するハインズは、世界最大級の不動産組織です。ハインズは、持続可能な不動産戦略の世界的リーダーとして、グリーン建築評価システムのLEED®、ENERGY STAR®、BREEAM、Haute Qualité Environnementale、DGNBに関する豊富な経験も持っています。詳細についてはwww.hines.comをご覧ください。
ポンティアック・ランド・グループについて
ポンティアック・ランド・グループは、半世紀以上に及ぶ高級不動産開発の専門知識と経験を持つ大手不動産会社です。世界的に有名なプリツカー賞を受賞した建築家やデザイナーとして当グループの価値観と卓越性への取り組みを共有する選ばれたチームと仕事をするポンティアック・ランド・グループは、商業、住宅、ホスピタリティ、小売、医療用資産を管理しています。シンガポールの一等地に戦略的に位置するそれぞれの特別な建築物は、生活空間を世界クラスのアートコレクションで補完して豊かなものにしています。当グループのポートフォリオには、5つ星ホテルのザ・リッツカールトン、ミレニア・シンガポール、カペラ・シンガポール、コンラッド・センテニアル・シンガポール、リージェント・シンガポール、フォーシーズンズ・ホテル、象徴的な超高層ビルのミレニア・タワーとセンテニアル・タワー、高級住宅のザ・コロネード、アードモア・レジデンス、HANA、高級小売モールのミレニア・ウォーク、医療・ヘルスケアの専門家が常駐する高級民間施設のカムデン・メディカル・センターが含まれます。当社は最近、世界的に有名なニューヨーク近代美術館の隣に建設予定の高級住宅用タワー「53丁目西53番地」で初の米国投資を行いました。詳細についてはwww.pontiacland.comをご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
連絡先
Hines
George Lancaster, +1-713/966-7676
george.lancaster@hines.com
or
Pontiac
Land Group
Camilla Chiam, +65-6434-9855
camilla.chiam@plpl.com.sg
記事提供:ビジネスワイヤ
とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。
Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.