ビジネス – とれまがニュース

経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信

とれまが – 個人ブログがポータルサイトに!みんなでつくるポータルサイト。経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信
RSS
経済総合 市況 自動車 ビジネス 中国
とれまが >  ニュース  > 経済ニュース  > ビジネス

ライフサイエンス業界におけるエンゲージメントが真の変革をもたらすべき革新関連領域で低下

2013年10月28日

ヘイグループの世界規模の従業員意見聴取データベースから、企業が従業員の意見を聞こうとする姿勢、経営陣の能力、業績フィードバックに対する従業員の評価が低下していることが判明

フィラデルフィア

(ビジネスワイヤ) -- 変動著しいライフサイエンス業界で従業員のエンゲージメントレベルが過去5~6年で急降下していることが予想されていますが、そのような下降が起きている領域に焦点を当てることが、過去数十年で最大といえる業界の変化に対処しようとする企業への有益な指針となり得ます。世界の企業計400社以上を対象とした調査で従業員670万人から聴取した意見を集めたヘイグループの従業員意見聴取データベースによると、ライフサイエンス企業において下降傾向にある項目の多くは、目に見える価値を生む顧客中心主義への重要な移行を遂行する上で重要な項目です。そしてこの変化の原動力となるのは、科学面のみならず業務全般にわたる革新です。ところが、ヘイグループのデータによれば、革新と関連項目に関するエンゲージメントこそが急降下している項目です。

本リリースは、ライフサイエンス業界の変化と、その変化にきわめて効果的に対処できる「人的資本ソリューション」に関する一連の考察の一部をなすものであり、ヘイグループのホワイトペーパー「成功への変革:変化するライフサイエンス業界で市場アクセスを競争上の優位性に」(Transforming to Succeed: Make Market Access a Competitive Advantage in the Changing Life Sciences Landscape)を参考にしています。「成功への変革」をご覧ください。

一部の好ましい傾向

好ましい傾向として挙げられるのは、過去10年間で従業員数が一定の安定を回復したように思われることです。従業員は仕事の安定度に対して以前より好印象を抱いています(好ましく思うという回答が2003年~2007年には62%でしたが2008年~2012年には72%に上昇しています)。以前から勤続している、または過去5年間に採用された従業員は、企業内で好ましい職位に配置され好ましい待遇を受けていると思われます。インセンティブ報酬と賞与に対する満足度は前回調査期間の51%から今回調査期間では66%に上昇しています。

ヘイグループのグローバルライフサイエンス部門の責任者であるイアン・ウィルコックスは次のように述べています。「このことは、希望の持てる兆候であり新しい形の安定性を示すといえなくもないのですが、一方で、ライフサイエンス業界における実際の報酬慣行に対する当社の他の所見と研究結果からは、インセンティブの評価と行動変革のための活用のあり方に『前進』と呼べるような変化は見られません。また、従業員意見聴取では、さらに多くの項目でスコアが低下しています。いずれも、革新を企業の基本構造に組み込んで変革の成功に向けて牽引するためにきわめて重要な項目です。」

注目すべきは革新の遅れ

データベースに見られる好ましくない傾向の1つは、「製品・サービス開発における革新」に関する企業努力に対する評価が2003年~2007年に比べ2008年~2012年では10ポイント低下していることです。これに加えて、(新しい技術や創造的なアプローチを使用して社内での有効性を高める)「仕事のやり方」に関する革新に対する関連評価も8ポイント低下しています。

ヘイグループのウィルコックスは次のように述べています。「科学面のみならず業務全般における革新が、変動する市場の需要に応えることのできる組織を作り出すために必要になります。将来のライフサイエンス分野の成功企業で働く人々は、自身の役割、顧客、組織を現在とは大きく異なるレンズを通して見ることになると当社では考えています。これは、考え方が変わるということです。そうでなければ成功できない可能性が高いでしょう。そこで人的資本ソリューションが重要なソリューションとなるのです。」

革新を阻害している要因

ヘイグループのデータベースの他の項目のうちさらに大幅に低下しているものの多くは、エンゲージメントの問題に対処せずにいると革新の文化を育成する上で障害となる可能性が高いことを浮き彫りにしています。たとえば、「会社が従業員のアイデアや意見を聞こうとしているか」(2003年~2007年に比べて19ポイント低下)、会社が「効果的に管理され適切に運営されているか」(17ポイント低下)、従業員が「管理職を信頼・信用しているか」(11ポイント低下)、従業員がどの程度「定期的に明確なフィードバックを受けているか」(12ポイント低下)といったきわめて重要な項目のスコアが2桁単位で低下していることが明らかになっています。

ヘイグループのシニアプリンシパルであるマーク・ロイヤルは次のように述べています。「新しい解決策の模索において従業員に期待以上の働きをさせる高水準のモチベーションを維持するには、組織が適切に導かれ適切な方向に向かっているという信頼を従業員に抱かせる必要があります。」

「特に目標が頻繁に変わるダイナミックな環境において業務プロセスを最適化するためにきわめて重要となるのは、すべてのレベルの従業員のアイデアや意見を取り入れ、従業員を常に適切な業務目標の達成に注力させることです。」

革新、そしてその先のためのエンゲージメント

ヘイグループのロイヤルは次のようにも述べています。「当社の従業員意見聴取データベースに見られるこのような傾向は、重要な問題に企業の目を向けさせるという点で有効です。改善の余地がある具体的な項目を特定するための重要な第一歩となります。」

従業員のエンゲージメントはほとんどどのような業種でも成功のために不可欠な要素ですが、ライフサイエンスのような変動が著しい業界では特にそう言えるとウィルコックスは述べています。トップダウンで全社的に考え方を変えることが、組織構造を変えるだけでなく、革新の着手にはずみをつけるためにも必要だと推奨しています。

ウィルコックスは次のように結論づけています。「人的資本はライフサイエンス業界の復活を牽引します。エンゲージメントレベルの高い人材を擁することが、革新、真の変革、そして最終的な高水準の競争を行うために必要な要素となります。」

ヘイグループについて

ヘイグループは、世界的な経営コンサルティング会社として企業リーダーの戦略実現に協力しています。当社は、人材の開発、成果の上がる組織化、最高の成果を引き出すための従業員の動機付けを行っています。当社の目標は変化を起こし、従業員と組織の可能性の実現をサポートすることです。www.haygroup.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

連絡先

Hay Group
Doran Twer
Ph: +1-215-861-2337
C: +1-215-470-1800
doran.twer@haygroup.com

記事提供:ビジネスワイヤ

記事引用:アメーバ?  ブックマーク: Google Bookmarks  Yahoo!ブックマークに登録  livedoor clip  Hatena ブックマーク  Buzzurl ブックマーク

ニュース画像

一覧

関連ニュース

とれまがファイナンス新着記事

とれまがマネー

とれまがマネー

IR動画

一覧

とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。

とれまがニュースは以下の配信元にご支援頂いております。

時事通信社 IR Times カブ知恵 Digital PR Platform Business Wire エコノミックニュース News2u

@Press ABN Newswire 済龍 DreamNews NEWS ON PR TIMES LEAF HIDE

Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.