【ニュースレター】特例子会社「MIRAI」 新人事・給与制度でやりがい創出
ヤマハ発動機株式会社
～トレーナー登用で自信「みんなに寄り添える存在に」 福祉的見方抜け出し一緒に成長～
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総務系のシェアードサービスを担う総務サービスセンターで、広範囲な業務をこなしながら、
トレーナーとして同僚たちをサポートする相場さん（右）
事業活動の「頼れる戦力」として期待
「これまでの仕事のやり方は、いま思えば断片的だったかもしれません。与えられた仕事を正確にこなすことだけに集中していた気がします。でもトレーナーになった現在は、業務の打ち合わせの段階から参加して、実務、納品まで、仕事の流れを一貫して見ることができるようになりました。もちろんやりがいを感じています」
そう話すのは、当社の特例子会社であるヤマハモーターMIRAI（株）の相場啓嗣さん（写真1枚目右）。入社4年目の相場さんは、昨年、同社が導入した新たな人事・給与制度でトレーナー職に昇格した人財です。
「特例子会社は、障がい者の就労支援という福祉的な見方が一般的です。かつては当社にもそうした側面があったのですが、事業活動の頼れる戦力としてよりいきいき働いてもらおうと、新たに管理職にもつながる人事制度の導入を決めました」と、同社の水口洋史社長。「私が知る限り、静岡県内ではこうした人事制度を導入した特例子会社の例はなかったと思いますが、個人も会社も一緒に成長しながら、持続性の高い、より良い会社を目指していきたいと考えています」と話します。
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加工職場で固定資産の確認作業を行う鳥澤さん（右）。
「いつもきちんと挨拶してくれる。そして仕事も丁寧」と、工場の誰もが認める存在
多様性をもった「共働型」の組織へ
もう一人、相場さんと同じ時期にトレーナーとして登用された鳥澤辰樹さんは、入社7年目の中堅社員。当初は当社社屋の清掃作業を担当していましたが、現在は鉄やアルミの加工、塗装、メッキを中心とした加工職場でC&S（クリーン＆セーフティ）の仕事に従事しています。「小さな頃からモノ創りが大好きで、工場で働くことに憧れがありました。毎日、充実感をもって働いています」と話します。
鳥澤さんの業務は幅広く、各種設備の保守・点検はもちろん、固定資産の管理や工程手順書の作成、5S※のチェックなど、職場での信頼を背景に担当する業務や領域を少しずつ拡げています。加工職場の皆さんからも、「仕事に向き合う姿勢が誠実で、工場のみんなが彼を認めています。MIRAIからのパイオニアとして、後に続く人たちのロールモデルともなる人財です」と頼りにされています。
トレーナーへの登用について心境を尋ねると、「最初は緊張感しかありませんでした。ただ少しずつ自信がついて、緊張が責任感に変わってきたと感じています」と鳥澤さん。続けて「私には尊敬する先輩がいます。（配属された職場での）信頼感だけでなく、その先輩のように、MIRAIの仲間たちからも頼りにされて、みんなに寄り添えるような存在になっていきたいと思います」と、これからの目標を話してくれました。
MIRAIが目指すのは、多様な障がい者が仕事を通じて業務スキルや社会性を伸ばし、互いに成長しながら働ける共働型の組織。今後も、相場さんや鳥澤さんに続く昇級・昇格が計画されています。
※職場環境の維持・改善のスローガン。「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」の意
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トレーナーとして活躍する鳥澤さんは、MIRAIの模範となる業務が評価され、
昨年度の社長賞も受賞（右は水口社長）
■広報担当者より
取材に同席されていた相場さん、鳥澤さんの先輩社員が、2人の成長を笑顔で話す姿から、MIRAIの職場としての温かさが伝わってきました。水口社長はMIRAIの社風について「何か問題が起こった場合、関係のない隣のグループのメンバーも集まってきてみんなで考え解決する文化がある」と表現していました。競争ではなく皆で支え合い一緒に成長し、一緒に喜べる、こういったMIRAIならではの風土がこれからも続いていってほしいと思いました。
本件に関するお問合わせ先
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
本社：0538-32-1145 / 東京：03-5220-7211
関連リンク
ヤマハモーターMIRAI（株）
https://www.yamaha-motor-mirai.co.jp/
記事提供：Digital PR Platform
