東京都の航空貨物SAF活用促進事業に参画、SAFを利用した航空輸送を初実施
株式会社ニコン
日本通運とSAF利用契約を締結
株式会社ニコンは、日本通運株式会社(以下、日本通運)が貨物代理店として選定された東京都の「企業のScope3*対応に向けた航空貨物輸送でのSAF活用促進事業(以下、本事業)」に対し荷主として参画するため、SAF利用契約を日本通運と締結しました。さらに、本事業を活用し、SAFを利用した航空輸送を当社として初めて実施しました。
SAF(Sustainable Aviation Fuel)は、バイオマスや廃食油、排ガス等といった原料から製造され、ライフサイクルにおけるCO2排出量を従来燃料より大幅に削減できる持続可能な航空燃料です。世界各国で普及に向けたさまざまな取り組みが進められており、日本政府は2030年までに国内の航空会社が使う燃料の1割をSAFにする目標を掲げています。
本事業は、SAFを活用した航空貨物輸送により脱炭素化に取り組む都内の企業を、貨物代理店を通じて東京都が支援する事業です。2024年8月から2025年3月末までの期間、SAF利用時の追加料金の一部(または全部)が助成されます。
ニコンは今後も、航空貨物輸送からのCO2排出量削減のため、SAFの利用を継続します。さらに、新しい技術やソリューションの活用、ビジネスパートナーとの協働を通じ、環境負荷低減の取り組みを進めます。企業理念である「信頼と創造」のもと、社会の期待に「信頼」で応え、事業による新しい価値の「創造」により、持続可能な社会の実現に向けて貢献していきます。
* WRI(世界資源研究所)とWBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)が共催し策定しているGHG プロトコルという国際基準では、企業のCO2排出を3つに分類しています。
スコープ1:企業の事業活動における直接的なCO2排出
スコープ2:電力消費など、他社から供給された熱源、電源等による企業のCO2排出
スコープ3:企業の事業活動における間接的なCO2排出(製品の輸送、従業員の通勤・出張等)
ご参考:東京都SAF活用促進事業参画事業者インタビュー
URL:
https://saf.coolnet.tokyo
関連リンク
ニコン_サステナビリティ
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