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GMZ Energy、200ワットの高温用TEG（熱電発電機）の実証テストに成功したことを発表

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2014年06月11日

200ワットTEGは、米国のTARDEC（戦車車両研究開発技術センター）とDOE（エネルギー省）からの依頼を受けて、同社が軍用車および民間車の燃料効率改善のために開発している、1,000ワットTEGの構成ブロックです。

マサチューセッツ州ウォルサム

高度なナノ構造による高温用熱電発電機（TEG）ソリューションの主要プロバイダーであるGMZ Energyは今日、自動車の廃熱回収用に設計されたTEGの実証試験に成功したと発表しました。このユニットは、設計目標である200ワットを十分に超える出力を生成しました。GMZ EnergyのTEGは、米国のTARDEC（戦車車両研究開発技術センター）が出資し、米国エネルギー省（DOE）の管理のもとで進められている、車両効率研究計画の一環として製造されたものです。

TARDECのTEGプログラムの目標は、排気の廃熱を電気エネルギーへと直接転換する熱電ソリューションを開発することで、オルタネータへーの負荷を減らし、燃料効率を高めることです。またこのプロジェクトでは、熱シグネチャを減らし、エンジン騒音を低減しつつ、排気圧の低下を最小限に抑えることも目指しています。GMZ EnergyのTEGはソリッドステート設計で、可動部分がないため、信頼性が非常に高く、軍事用途に必要な機械的耐久性と動作の静音性が確保されています。戦闘地全体での燃料費が1ガロン当たり40ドルを超える状況のなか、米軍はこの経済的な燃料効率ソリューションの広範囲な導入に高い関心を示しており、GMZ Energy製TEGの最初の試験導入をブラッドリー戦闘車で実施することを予定しています。

GMZ EnergyのCEOであるCheryl A. Diuguid氏は次のように述べています。「この度は、弊社の高温用200ワット熱電発電機の実験成功を発表することができ、大変うれしく思います。今回の成功は、燃料効率を改善し、全世界の軍用車や民間車の全体的な排ガス量を減らしていくうえでの重要な一歩と言えます。」

200W TEGは、150万ドル規模のTARDECプログラムのためにGMZ Energyが開発している1,000W TEGのモジュラー コンポーネントの1つです。GMZ Energyは、モジュール アプローチをスケーラブルな熱電熱交換器の設計に組み合わせ、複数の200Wブロックを単一の1,000Wディーゼル エンジン廃熱回収ソリューションに統合する予定です。TARDECのTEGには、GMZ EnergyのTG8-1.0熱電モジュールが組み込まれています。このモジュールは、最高600°Cの加熱面温度で常時稼働でき、出力密度が1ワット/cm²を超える、初の商用オフ ザ シェルフ モジュールです。

GMZ Energyについて

GMZ Energyは、高温の熱源から安定的に電力を発電する、低コストな商用熱電モジュールを提供する唯一のプロバイダーです。同社のTEGソリューションは、ほぼすべての内燃機関で効率性を高めることができるため、大規模な産業用加熱プロセスの経済性を改善できるだけでなく、ボイラーやキャンプ用コンロなどといった一般的な燃焼製品にも発電機能を追加することが可能です。GMZ Energyは、自動車、重機、空調設備、消費財、発電、産業廃熱、軍需など、さまざまな業種のOEMパートナーにTEGモジュールを供給しています。GMZは2006年に設立され、マサチューセッツ州ウォルサムに本社を構えています。同社への主な投資企業には、Kleiner Perkins Caufield & Byers、BP Alternative Energy、I2BF、Mitsui Global Investment、Energy Technology Ventures（General Electric、NRG Energy、ConocoPhillipsによるジョイントベンチャー）が含まれます。詳細については、www.gmzenergy.comへアクセスしてください。

連絡先

メディア コンタクト
BIGfish Communications
Meredith Frazier, 202-609-7622
gmz@bigfishmarket.com

記事提供：ビジネスワイヤ