2015年01月26日
アラブ首長国連邦アブダビ
(ビジネスワイヤ)-- アブダビ持続可能性週間の開幕式に合わせた授賞式で本日、アラブ首長国連邦(UAE)の副大統領兼首相でドバイ首長のシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド・アル・マクトゥーム殿下、エジプト・アラブ共和国大統領のアブドルファッターフ・アッ=シーシー閣下、アブダビ皇太子でUAE軍副最高司令官のシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下らが、第7回ザーイド未来エネルギー賞の受賞者を表彰しました。
本賞を受賞した9人は、傑出した功績を上げ、世界で再生可能エネルギーと持続可能性の分野を前進させたことが、称えられました。5カテゴリーのうち4カテゴリーの受賞者は、大企業がパナソニック、中小企業(SME)がM-KOPA Solar、非営利組織(NPO)がライター・オブ・ライト、生涯功労賞が元米国副大統領のアル・ゴア氏です。世界各地の高校5校も表彰されました。
授賞式では、シェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下からアブドルファッターフ・アッ=シーシー閣下に、ザーイド未来エネルギー賞の名誉盾が贈られました。
また殿下は、世界の最も差し迫った問題の解決策を追求する人々にとって、UAEが当国のシェイク・カリファ・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン大統領の指揮の下、革新を奨励・支援する重要な中心地となったことを確認しました。
殿下は、持続可能な開発という理念を真摯に追求しつつ、今日的な成果を取り入れる活動と開発を前進させることの重要性を強調しました。そしてエネルギーのほか、食料や水など、人類全体の発展の要であると見なされている重要資源に重きを置く取り組みは、この課題で大きな意義があると指摘しました。
殿下は次のようにつけ加えています。「本賞は1つのアイデアから始まりました。そして、生涯を通じて教育と人材育成を提唱・実践した故シェイク・ザーイド・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン殿下をたたえ、その遺志を引き継ぐための取り組みでもあります。私たちの狙いは、優秀な人々やイノベーターを励まして、世界が直面している課題を解決できる実用的なソリューションを発見してもらうことです。それは、持続可能性を柱と基盤に、より良い未来を築く道筋をつける取り組みの一環となります。」
殿下は、エネルギーと水の安全保障、持続可能な開発、そして人類の社会・経済的な持続可能性の改善に向けて、国際的な多国間の活動を推進する触媒となることの重要性を強調しました。
殿下は、2015年度ザーイド未来エネルギー賞の受賞者に祝辞を述べました。これらの受賞者は、UAEの建国の父が掲げた理念と築いた基盤を独自のビジョンに反映させ、クリーンエネルギーと持続可能性の分野で新たな革新の地平を開きました。
アラブ首長国連邦が設立し、賞金400万米ドルを授与する年次開催の本賞は、再生可能エネルギーと持続可能性の未来へ向け、大きな貢献した世界各地の企業・組織・学校・個人を表彰します。
アブダビ持続可能性週間の開幕式で、ザーイド未来エネルギー賞の事務局長を務めるスルタン・アーメド・アル・ジャベール博士は、司令官のシェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下の揺るぎない支援と指導力が、「本賞の成功を支える原動力」であると述べ、殿下に感謝の意を表しました。
博士は次のようにつけ加えています。「我が国の首脳陣は、持続可能な開発を重視する基礎を築いた建国の父、故シェイク・ザーイド・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン殿下の功績と教えをたたえるために、本賞を設立しました。UAEは、アラブ首長国連邦大統領シェイク・ハリーファ・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン殿下の賢明な指導の下、現代の世界が直面している課題に対応すべく、国際社会と協業ための架け橋を築くことで、持続可能な開発を目指す道を歩み続けています。」
また博士は、UAEが再生可能エネルギーと持続可能なソリューションを当国および世界各国で支援・開発・導入するため、真摯な努力を傾けている中で、ザーイド未来エネルギー賞はこうした努力を再確認するものであると述べ、気候変動に関する取り組みは世界共通の責任であり、大掛かりで継続的な協業を通じて、政府・組織・個人が行動を起こす必要があると強調しました。そして、その成功は革新と、持続する好影響を世界に残す独自の活動によってのみ達成可能であると力説しました。
2009年以来、ザーイド未来エネルギー賞の大使は、清潔な飲料水を届け、地方に電力をもたらし、次世代を担う人々を教育するとともに、数多くの持続可能な雇用を創出して、1億5000万人を超える人々の生活に好影響を与えてきました。
アイスランド共和国大統領でザーイド未来エネルギー賞審査員長のオラフル・ラグナル・グリムソン閣下は、次のように語っています。「本賞は社会的包摂性を備えており、次世代の方々でも持続可能な未来の実現に向けて、役割を果たすことができます。本賞は、学校で取り組むクリーンエネルギープロジェクトに資金を提供することで、世界各地でエネルギー分野の素晴らしい活動を続けることになる新世代リーダーを育む活動で、決定的な役割を果たしています
今年で3年目を迎える国際高等学校カテゴリーは、学校で再生可能エネルギーと持続可能性を取り入れるよう若者に働きかけ、そうした若者を評価するために設立されました。
世界5地域の5校が、持続可能プロジェクト案の資金として、それぞれ10万米ドルを受け取りました。受賞校は、米州地域がマンロー・アカデミー、欧州地域がペトル・ラレシュ・ナショナル・カレッジ、アフリカ地域がスワジランドのウォーターフォード・カムラバ・ユナイテッド・ワールド・カレッジ・オブ・サウスアフリカ(UWCSA)、アジア地域がモルジブ共和国のアッドゥ高等学校、オセアニアがオーストラリアのメルボルン高等学校です。
2015年度ザーイド未来エネルギー賞の最終候補者は、後に行なわれた特別式典で、アイスランド共和国大統領のオラフル・ラグナル・グリムソン閣下から、参加賞を授与されました。
ザーイド未来エネルギー賞について:
ザーイド未来エネルギー賞は、再生可能エネルギーと社会的・環境的な持続可能性の基礎を築いたアラブ首長国連邦の建国の父である故シェイク・ザーイド・ビン・スルタン・アル・ナヒヤーン殿下のビジョンを体現するもので、当国の持続可能な経済開発における殿下が残した成果の一環です。年に1度授与される賞金400万米ドルの当賞は、アブダビ政府に代わってマスダールが運営しており、再生可能エネルギーと持続可能性分野での業績とイノベーションを讃え、将来の世代を啓発・感化することを目指します。
ザーイド未来エネルギー賞は、先駆的な活動を行った個人、組織、学校を大企業賞、中小企業賞、非営利組織賞、国際高等学校賞の5つのカテゴリーで表彰します。
アブダビ持続可能性週間(ADSW)について:
アブダビ持続可能性週間は、相互に影響するエネルギー、水、持続可能な開発の課題に取り組むための世界的な会合です。持続可能性に関する中東で最大規模の会合で、150を超える国から3万人以上の代表者と参加者が集結します。
当賞の詳細については、www.ZFEP.aeをご覧ください。
当賞の最新ニュースは、www.facebook.com/TZFEPとwww.twitter.com/zfepでご入手いただけます。
*配信元:ME NewsWire
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