2022年07月06日
ワシントン & チリ・サンティアゴ
(ビジネスワイヤ) -- 世界のエネルギー分野に対する機関投資家で世界有数のインフラ投資家であるEIGは本日、チリで新しい再生可能エネルギープラットフォームとなるグルーポ・セロを設立しました。この新組織には、EIGが所有するセロ・ドミナドール発電所と、最近買収したANPAC(オヒギンス、エル・マウレ、ビオビオ、ラ・アラウカニアの地域にある中小流れ込み式水力発電所11基のポートフォリオの所有者)が含まれています。ANPACが保有する110MWのポートフォリオには、稼働中の発電所のほか、スポット市場と安定化料金市場の両方におけるさまざまな建設・開発段階にあるプロジェクトが含まれます。
今回の買収により、セロ・グループは、セロ・ドミナドールの太陽光(PV)発電所や集光型太陽熱(CSP)発電所を含め、チリで280MWを超える設備容量を管理することになります。また、同グループのポートフォリオには、世界最大級のCSPプロジェクトであるリカナ・ソーラー・コンプレックス(発電容量690 MW)、パンパ・ウニオン太陽光発電所(発電容量600 MW)、40 MW以上の流れ込み式水力発電所など、建設・開発の進行期にある幾つかのプロジェクトも含まれています。
EIGのR・ブレア・トーマス会長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「今回の取引は、グルーポ・セロにとって、ポートフォリオの相乗効果、事業効率の向上、技術的・地理的多様化の強化が期待できます。2021年にラテンアメリカ初のCSPプロジェクトである画期的なセロ・ドミナドール太陽光発電所の完成と同期化に続き、今回の取引は、チリのエネルギー転換を支える高品質の資産、クラス最高のチーム、エネルギーインフラに投資するという当社の戦略における新たな重要な節目となる成果です。」
グルーポ・セロのフェルディナンド・ゴンザレスCEOは、次のように述べています。「この取引は、チリの成長で約束した当社の取り組みを前進させるものです。これらの発電所は、現在開発中のリカナ・ソーラーおよびパンパ・ウニオンのプロジェクトと合わせて、当社の再生可能エネルギーポートフォリオを地理的に多様化し、チリ市場向けに低コストの再生可能エネルギー生産の確保をさら促進できるようになり、24時間体制で当国全体にクリーンな電力を供給し続けることができます。」
EIGについて
EIGは、世界のエネルギー分野を対象とする有数の機関投資家であり、2022年3月31日現在で250億ドルを運用しています。EIGは、エネルギーおよびエネルギー関連インフラに対する世界的規模のプライベート投資を専門としています。40年の歴史の中で、EIGは400億ドル以上の資金をエネルギー分野に投資してきました。投資対象は6大陸38カ国380件以上のプロジェクトや企業にわたっています。EIGのクライアントには、米国、アジア、欧州の多数の主要年金基金、保険会社、信託基金、財団、政府系ファンドが含まれます。EIGはワシントンDCに本社を置き、ヒューストン、ロンドン、シドニー、リオデジャネイロ、香港、ソウルにオフィスを有しています。詳細情報については、EIGのウェブサイト(www.eigpartners.com)をご覧ください。
グルーポ・セロについて
グルーポ・セロは新しく設立された再生可能エネルギー企業であり、チリのシステムおよび顧客にクリーンで管理しやすい電力を24時間供給することにより、持続可能な未来を構築することを目的としています。当社は、チリ全土で280MW以上の稼働中プロジェクトと1.3 GWの開発中パイプラインのポートフォリオを管理しています。
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