2014年11月05日
モントリオール & 米マサチューセッツ州ウォルサム
(ビジネスワイヤ)-- マトロックス・イメージングとインターバルゼロは本日、インターバルゼロのRTX64リアルタイム・オペレーティングシステム(RTOS)プラットフォームをマトロックス・イメージング・ライブラリー(MIL)に対応させたと発表しました。
両社の緊密な協業によって実現したRTX64向けMILは、タイムクリティカルで応答時間が非常に重要な高スループットのマシンビジョン・サブシステムのOEMに、高額で専有的な画像取得・処理ハードウエアに代わる手段を提供します。
これによりガイダンス、検査、識別向けアプリケーションを導入する場合、要件の厳しい視覚機能や制御機能をRTX64の高度に確定論的な環境で動作させながら、HMIやアーカイブ業務などのその他のアプリケーションは、使い慣れた標準的なPCのWindows環境で動作させることができます。
インターバルゼロのRTX64リアルタイムソフトウエアは、個別のリアルタイムスケジューラーを利用して、汎用オペレーティングシステムWindowsをx64マルチコアハードウエアだけで動作できる完全に機能的なRTOSに変えることができます。RTX64スケジューラーはその独自の機能により、組み込みリアルタイムアプリケーションが、64ビットWindowsの512GBのアドレス指定可能な物理メモリーに直接アクセスできるようにします。
米国に本社を置くインターバルゼロの販売担当バイスプレジデントのブライアン・コルダーは、次のように述べています。「視覚アプリケーションをRTX64で動作させれば、アプリケーションの基幹的部分は予測可能で一貫性のある方法で応答できるため、品質、性能、高スループットを提供できます。RTX64向けMILは、高度に確定論的な環境で視覚機能を導入し、Windows開発環境ですべてを行いたいと考える顧客に適切なソリューションです。」
マトロックス・イメージング販売・マーケティング担当ディレクターのサム・ロペス氏は、次のように語っています。「MILは、インターバルゼロの画期的なリアルタイムソフトウエアを活用した最初にして唯一のビジョンライブラリーです。RTX64向けMILが提供されることで、最も要求が厳しいマシンビジョン・アプリケーションを以前と比べごくわずかなコストで導入できるようになります。性能や信頼性を犠牲にすることなく、専有的なリアルタイムハードウエアを標準的なPCで動作するソフトウエアアプリケーションで置き換えることができます。」
詳細情報については、ビジョン2014(シュトゥットガルト、11月4~6日)のマトロックス・イメージングのスタンドまで(1F21)お越しください。
マトロックス・イメージング・ライブラリー(MIL)について
1993年に最初にリリースされたマトロックス・イメージング・ライブラリー(MIL)は、産業用画像処理アプリケーション開発のための包括的なソフトウエアツールのコレクションです。MILには、アプリケーション実現可能性調査やプロトタイプ作製から開発と最終的な配備まで、プロセスのあらゆる段階に対応可能なツールが含まれています。このツールキットは画像のキャプチャー、処理、解析、注釈作成、表示、アーカイブのための対話型ソフトウエアとプログラミング関数を備えています。これらのツールは生産性を向上できるように設計されているので、マシンビジョンソリューションを市場に投入するために必要な時間と労力を削減できます。
提供時期
現在、MIL 10のアップデートとして、RTX64対応機能を早期に利用できます。アップデートにより、GigE Vision®カメラと一部のマトロックス製Radientフレームグラバーを利用して、ビデオのキャプチャーが行なえます。正式版は2015年第2四半期にリリースする予定です。詳しい情報については、地元の営業担当者かimaging.info@matrox.comまでお問い合わせください。
マトロックス・イメージングについて
1976年に設立されたマトロックス・イメージングは、マシンビジョン、画像解析、医療画像を対象とする部品レベル・ソリューションの開発でリードしています。製品には、フレームグラバー、ビジョンプロセッサー、画像処理コンピューター、スマートカメラ、アプリケーション開発者ソフトウエアなどが含まれます。
マトロックスは、カナダのケベック州モントリオールに本拠を置く非公開企業で、英国、アイルランド、ドイツ、香港にオフィスを構えています。詳しい情報については、www.matroximaging.comをご覧ください。
インターバルゼロについて
インターバルゼロは顧客中心の哲学、30年以上におよぶ組み込みソフトウエア分野の革新、そしてハードリアルタイム・ソフトウエアRTX64とRTXの実証済みの価値を組み合わせ、全世界に顧客基盤を築いています。そうした顧客には、市場有数のOEMや産業オートメーション、医療システム、電子メール、テスト・測定、軍事・航空宇宙、その他の業界のエンドユーザーが含まれます。
マサチューセッツ州に本社を置くインターバルゼロは、フランスのニース、台湾の台北、ドイツのミュンヘンにもオフィスを構えています。詳しい情報については、www.intervalzero.comをご覧ください。
MatroxとMatroxの製品名は、カナダおよび/またはその他の国々におけるマトロックス・エレクトロニクス・システムズおよび/またはマトロックス・グラフィックスの登録商標および/または商標です。その他のすべての商標および/または登録商標は、それぞれの所有者の財産です。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
連絡先
Matrox Media Contact:
Janet Matey, +1-514-822-6037
Media
Relations Manager
または
IntervalZero Media Contact:
Brian
Carter, +1-508-277-7570
VP, Strategic Communications
記事提供:ビジネスワイヤ
とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。
Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.