ニュース – とれまがニュース

経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信

とれまが – 個人ブログがポータルサイトに!みんなでつくるポータルサイト。経済や政治がわかる新聞社や通信社の時事ニュースなど配信
RSS
ニュース 地域 ECO イベント
とれまが >  ニュース  > 社会ニュース  > ニュース

コンパクトフラッシュ協会がCFexpressファミリーを発表

2016年09月08日

CFexpressはPCIE®とNVM Express®を基盤にした高性能リムーバブルメディアの新ファミリー

米カリフォルニア州クパティーノ

(ビジネスワイヤ) -- コンパクトフラッシュ協会(CFA)は、PCIE®とNVM Express®を基盤にした高性能リムーバブルストレージのCFexpressファミリーを発表します。

CFAは過去21年間にわたって、定評のあるCompactFlash®、CFast®、XQD®という形式により、高性能リムーバブルカード規格を開発してきました。コンパクトフラッシュ協会は初のデジタルフィルム形式を提供する団体として1995年に設立され、高速キャプチャーとワークフローへの高速転送の実現に高性能・高品質の記録用メディアを必要とするプロ向けイメージング/産業市場に貢献し続けています。

CFexpressはオープンスタンダード形式の次なる発展形として、プロ用のイメージング、パーソナルコンピューティング、サーバー、IoT、産業など、より広範なアプリケーションで使用できます。CFexpressが先行するCFA規格と異なるのは、CFexpressが多くのフォームファクターと性能レベルに対応した仕様という点であり、同時に同じ電気的/物理的インターフェースとメモリー/ストレージプロトコルを維持しています。新たなCFexpress仕様はCFA CFexpressワーキンググループ内で開発を進めています。

CFexpressファミリーでCFAが目指す目標は次の通りです。

1) 市場で長く命脈を保つリムーバブルストレージ仕様を軸にエコシステムを統合する2) PCIE®インターフェースの性能向上に合わせて規模拡大するプラットフォームを提供する3)大容量コンピューティング市場の技術とスキルセットを活用する4)キャプチャーエコシステムおよびワークフローツールとのシームレスな適合性を確保する

CFexpressはPCIE®物理インターフェースを活用して、大容量コンピューティング産業に基づく性能向上を実現しています。PCIE®におけるCFAの目的は、2レーンアーキテクチャーから8レーンまでにも及ぶ複数のリムーバルストレージデバイスを仕様に含めることです。現行のPCIE® Gen 3は理論上の最大インターフェース速度として1レーン当たり1.0GB/secを実現していますが、CFexpressは理論上のシーケンシャル速度は最大で8GB/sが可能になるでしょう。

またCFexpressはすべてのフォームファクターで低遅延のNVM Express®メモリー/ストレージプロトコルも活用しています。これにより、コントローラー、OS、キャプチャーデバイス、ワークフローモジュールなど、さらに広範なエコシステムコンポーネントとの適合性が実現します。イメージング/コンピューティング/産業アプリケーションにおいては、PCIE®とNVM Express®の利用により、発展を遂げて定評のあるドライバーから成る多様なオープンスタンダードプラットフォームを利用できます。さらに、新たなCFexpress形式により、Thunderbolt®インターフェースとの適合性を容易に実現できます。Thunderbolt®もPCIE®を基盤にしています。実際のCFexpress製品は、市場ニーズやプロトコルオーバーヘッドに応じて性能は多様なものとなります

プロ用ビデオのデータ転送速度のニーズは急激なスピードで拡大し、既存のオープンスタンダード形式の能力を超えています。30fpsの4K RAWビデオは記録メディア全体での性能を保証するために400-500MB/secの持続的性能が必要ですが、これにはオーバーヘッドが含まれません。120fpsの4K RAWビデオは1600-2000MB/secが必要です。240fpsの4K RAWビデオは3200-4000MB/secが必要です。高品質のIフレーム圧縮形式でさえ、データ転送速度は高フレームレートですぐに1.0GB/Secを超えてしまいます。

         

主な特徴

利点

  PCIE® Gen 3インターフェース 理論上の最大インターフェース速度としてPCIE®の1レーン当たり1.0GB/secを実現。この速度改善はプロ用ビデオ録画の要件を満たす新世代の高性能カードを可能にする。   フォームファクターファミリー 複数の市場区分に対応するための複数のフォームファクターに、統一した物理的インターフェースとメモリー/ストレージプロトコルを提供。2レーンと4レーンのフォームファクターに当初は着目するが、1レーンから8レーンまでのすべてが可能。これによりPCIE® Gen3で最大8GB/Secが実現。   NVM Express® NVMストレージ向けにゼロから設計したストレージインターフェース。NVM Expressプロトコルは固定長コマンド、効率的なキューモデル、コマンド当たりの超低キャッシュ不能PCIeアクセスが特徴で、レガシーのストレージデバイスインターフェースと比べて、

I/Oオーバーヘッドの低減と性能向上を実現。NVM Express®は多様なフラッシュベースのストレージソリューションで人気が高まっており、主流のOSすべてでドライバーをサポートする。

 

CFAで共同ボードチェアマンを務めるキヤノンの安藤勉は、次のように述べています。「コンパクトフラッシュ協会の共同チェアマンとして、CFAが性能リーダーシップの伝統を一貫して実践している中で、CFexpressを発表できることを極めてうれしく思います。CFexpress形式が実現する性能向上により、写真家、ビデオグラファー、映画撮影者、各種産業、コンピューティングのアプリケーション向けの機能と価値がさらに高まっていくはずです。新たな市場ニーズに対応する規格をCFAが生み出すことを非常にうれしく、光栄に思います。」

ホストメーカーとカードメーカーは、コンピューティング業界がPCIE®とNVM Express®に行っている投資の成果を活用できるようになります。メディアメーカーは大容量のソリッドステートディスク(SSD)コントローラー技術を活用して、この市場の高性能を求めるニーズに貢献できるようになります。この新形式は性能レベルがどのように向上しても、VPG(ビデオパフォーマンスギャランティー)機能を新たなVPGプロファイルで備えます。CFAがCFexpressで定める目標は、多くの市場区分に対応し、安定性と一貫性を持つ形式を提供する規格を開発することで、業界の研究開発投資を完全活用できるようにするとともに、標準化された専有的記録メディア形式の市場での乗り換えを抑えることにあります。

CFAで共同ボードチェアマンを務めるニコンの川村晃一郎は、次のように述べています。「コンパクトフラッシュ協会の共同チェアマンとして、私もCFexpressの発表を非常にうれしく思います。この仕様は統一した物理的インターフェースと統一したメモリー/ストレージプロトコルで多くの市場区分に貢献できるフォームファクターのファミリーとなっています。私たちはコンピューティング市場と容易に適合する形式を軸にイメージング/産業エコシステムを統一するというCFexpressの理念に大きく期待しています。CFexpressは真のオープンスタンダード形式を軸に市場を統一するための独自の機会を提供します。」

CFAは新たなCFA仕様を支えることに関心を持つホスト企業とメディア企業にも、是非会員としてCFAに加盟していただきたいと思います。コンパクトフラッシュ協会の会員になると、CFA CFExpressワーキンググループに参加して、非会員が購入できるようになる前に新仕様にアクセスできます。詳細情報についてはhttp://www.compactflash.orgをご覧ください。

CompactFlash®、VPG®、CFast®、CFexpressはCFAの商標であり、その会員にはロイヤルティー料なしでライセンスされています。PCIE®とThunderbolt®はインテルの商標です。XQD®はソニーの商標です。NVM Express®はNVM.Express, Inc.の登録商標です。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

連絡先

CompactFlash Association
Mike Asao, +1-650-843-1220
mikeasao@compactflash.org

記事提供:ビジネスワイヤ

記事引用:アメーバ?  ブックマーク: Google Bookmarks  Yahoo!ブックマークに登録  livedoor clip  Hatena ブックマーク  Buzzurl ブックマーク

ニュース画像

一覧

関連ニュース

とれまがファイナンス新着記事

とれまがマネー

とれまがマネー

IR動画

一覧

とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。

とれまがニュースは以下の配信元にご支援頂いております。

時事通信社 IR Times カブ知恵 Digital PR Platform Business Wire エコノミックニュース News2u

@Press ABN Newswire 済龍 DreamNews NEWS ON PR TIMES LEAF HIDE

Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.