2014年01月28日
東京
(ビジネスワイヤ) -- 東芝は、小容量から中容量のIGBTやパワーMOSFETなどを直接駆動することのできる薄型パッケージのゲートドライブフォトカプラ2製品を製品化し、1月末から量産出荷を開始します。
新製品の、小容量のIGBT駆動用の「TLP5701」と、中容量のIGBT駆動用の「TLP5702」は、当社では初となるSO6Lパッケージを採用することにより、SDIP6パッケージを採用した当社従来製品と比較して、製品高さを約54%に縮小し、セットの薄型化に貢献することができます。また、低背ながら沿面距離8mmを保証し、より高い絶縁性能を必要とする応用機器にも適しています。
また新製品は、Bi-CMOSプロセスを採用することにより、供給電流2.0mA(最大)と低消費電力を実現しています。さらに、当社独自の高い信頼性を備えた高出力赤外発光LEDを搭載することで、熱環境の厳しい産業用機器や家庭用太陽光発電システム、デジタル家電、制御機器等、幅広い分野での使用に対応しています。また、最大伝播遅延時間や製品間ごとの伝播遅延時間差を動作温度範囲内(最大110℃)で保証しており、インバータ回路のデッドタイム削減、高効率化が可能となります。
新製品の主な仕様
品番
TLP5701 TLP5702 出力ピーク電流 IOP=±0.6A(最大) IOP=±2.5A(最大) 動作電源電圧Vcc=10V~30V
Vcc=15V~30V
供給電流 Icc=2.0mA(最大) 入力しきい値電流 IFLH=5mA(最大) 伝播遅延時間 tpLH/tpHL=500ns(最大) tpLH/tpHL=200ns(最大) 伝搬遅延スキュー tpsk=-80~80ns 沿面距離 8mm(最小) 絶縁耐圧 BVs=5000Vrms 動作保証温度範囲Topr=-40℃~110℃
応用機器小容量のIGBT(~20Aクラス)やMOSFET等の駆動。・FAインバータ・電源システム(UPS)・ACサーボ・エアコン・家電
中容量のIGBT(~80Aクラス)やMOSFET等の駆動。・FAインバータ・太陽光発電インバータ・電源システム(UPS)・ACサーボ・IHクッキング
当社フォトカプラの詳細については下記ページをご覧ください。http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/opto/coupler/index.html
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