2013年09月20日
東京
(ビジネスワイヤ) -- 東芝は、当社独自開発のコプロセッサ「新ベクトルエンジン」と英ARM社Cortex™-M3コアを搭載したモータ制御機器向けマイコン「TMPM375FSDMG」の量産出荷を本日から開始します。
新ベクトルエンジンはモータのベクトル制御をマイコンのCPUとは別に独立して処理するコプロセッサで、これまでベクトル制御を行っていたCPUのリソースをシステム管理や通信処理に割り当てることが可能になるため、アプリケーションの性能向上に貢献します。さらに、本製品は小型のSSOP30パッケージを採用し、モータ内部などの実装スペースが限られた場所での利用も可能です。
応用機器
家電製品(洗濯機、エアコン、冷蔵庫等)、モータ、空調機器、ポンプ、自動販売機、金融端末などのモータ制御機器全般。
製品の主な特長
・「新ベクトルエンジン」搭載
本製品に搭載している「新ベクトルエンジン」は、これまで当社独自開発の「ベクトルエンジン」をベースに、さらに相変換や座標交換、PI制御などの各種処理を連続して行う基本スケジュール機能を向上させることで、デッドタイムや極小パルス保護、VDCフィルタリングなどの補正制御に対応しています。これにより、アプリケーションごとに求められる弱め界磁制御などの特殊制御をベクトル制御に組み込みやすくなるとともに、CPUリソースをシステム管理や通信処理など他の処理に活用できます。
・1シャント電流検出用にアンプを内蔵
従来、1シャント電流検出をする為にマイコンとモータ電流増幅用のアンプを別に準備する必要がありましたが、本製品はアンプを内蔵しているため、アンプ部品の削減が可能となり、低コスト化に貢献します。
製品の詳細仕様については、下記ホームページをご参照ください。http://www.semicon.toshiba.co.jp/info/lookup.jsp?pid=TMPM375FSDMG&lang=ja
当社ARMコア搭載マイコンについては下記ホームページをご覧ください。http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/micro/lineup/1273886_39416.html*ARMおよびCortexはARM LimitedのEUおよびその他の国における商標もしくは登録商標です。
お客様からの製品に関するお問い合わせ先:ミックスドシグナルIC営業推進部 Tel:044-548-2821
*本資料に掲載されている情報(製品の価格/仕様、サービスの内容及びお問い合わせ先など)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
写真とマルチメディア・ギャラリーはこちらをご覧ください: http://www.businesswire.com/multimedia/home/20130920005229/ja/
連絡先
報道関係の本資料に関するお問い合わせ先:
株式会社東芝 セミコンダクター&ストレージ社
望月崇史
Tel:
03-3457-4963
e-mail: semicon-NR-mailbox@ml.toshiba.co.jp
記事提供:ビジネスワイヤ
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