2014年04月25日
東京
(ビジネスワイヤ) -- 東芝は小型・薄型4ピンのSO6パッケージのフォトボルカプラ2製品「TLP3905」と「TLP3906」を製品化し、本日から量産を開始します。
フォトボルカプラは、フォトリレーの受光側に通常搭載されているMOSFETを排した構造の製品です。ユーザーが外付けでMOSFETを自由に選定することにより、通常のフォトリレーを超える電圧・電流の制御を可能とする絶縁スイッチを構成することができます。新製品は、従来品「TLP190B」や 「TLP191B」の基本性能を維持しながら、高温動作125℃(最大)と絶縁耐圧3750Vrms(最小)に対応し、応用範囲を広げています。
また、「TLP3906」はMOSFETのゲート電荷を放電する制御回路を内蔵しており、放電抵抗を使用する「TLP3905」に比べてターンオフ時間を約3倍に高速化することができます。また、「TLP3906」は開放電圧最小値確保のためのトリガLED電流を保証することにより、LED消費電流の低減設計を容易にすることが可能になります。
応用機器/アプリケーション
各種テスタの電源ライン切替や測定ライン切替の応用や、PLC応用での大電流出力制御。
新製品の主な仕様
従来品 新製品 TLP190B TLP191B TLP3905 TLP3906 パッケージ MFSOP6 SO6(4pin) 特長 放電抵抗無し 放電抵抗内蔵 放電抵抗無し 制御回路内蔵 項目 記号 単位 - - - - 開放電圧(最小) VOC V 7 7 7 7 短絡電流(最小) ISC µA 12 12 12 12 トリガLED電流(最大) IFT mA - - - 3 絶縁耐圧(最小) BVs Vrms 2500 3750 スイッチング特性 ターンオン時間(標準)
tON ms 0.2 0.2 0.3 0.2 ターンオフ時間(標準)
tOFF ms 1 3 1 0.3 測定条件IF=20mA,RL=510kΩ,CL=1000pF
IF=20mACL=1000pF IF=10mA,RL=510kΩ,CL=1000pF IF=10mA,CL=1000pF 対応安全規格 UL, cUL UL, cUL, VDE(申請中)フォトカプラ/フォトリレー製品については下記ページをご覧ください。http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/opto/coupler/index.html
お客様からの製品に関するお問い合わせ先:オプトデバイス営業推進部Tel: 03-3457-3431
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記事提供:ビジネスワイヤ
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