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新しいGSMA報告書では、サハラ以南のアフリカで2020年までにモバイル加入者が5億人になると予測

2014年11月11日

世界でモバイル分野が最も急成長している地域では、半数近くの市民が2020年までにモバイル加入者になると見込まれ、モバイル産業は地域GDPの5.4パーセントに貢献

南アフリカ・ケープタウン

(ビジネスワイヤ) -- サハラ以南のアフリカでは、現在のところネットワークに接続されていない何百万人もの市民にとって、モバイルサービスが次第に求めやすい形で利用しやすくなっており、地域のユニークモバイル加入者の数は2020年に5億人の大台を突破する見込みです。ケープタウンで開催の「モバイル360アフリカ」イベントで本日発行されたGSMAの新しい報告書「モバイルエコノミー2014: サハラ以南のアフリカ(Mobile Economy 2014: Sub-Saharan Africa)によれば、当地域は過去5年間、ユニークモバイル加入者とモバイル接続件数の両方で、世界で最もモバイルが急成長している地域であり、今後も2020年まで世界の成長をリードすると予測されています。2020年までに、ユニークモバイル加入者が当地域の人口に占める浸透率は49パーセントにまで上昇するとみられています。

GSMAのアン・ブーベロ事務局長は、次のように語っています。「モバイル産業はサハラ以南のアフリカの何百万人もの人々の生活に変革をもたらしており、単にネットワーク接続の提供のみならず、多種多様な保健・教育・金融サービスを利用するための重要な入り口としても機能しています。本日発行の報告書が示すように、今後6年間、さらに何百万人もの市民が当地域のモバイル加入者になり、その多くは生まれて初めて、安価なスマートフォンとモバイルブロードバンドネットワークでインターネットにアクセスできるようになります。通信事業者その他エコシステムの関係企業、また政府や規制機関もすべて、求めやすいモバイルサービスを当地域全体に確実に拡大するための役割を担っています。」

世界で最もモバイル分野が急成長している地域

サハラ以南のアフリカには、計46カ国があります。6大市場は、規模の順にナイジェリア、南アフリカ、エチオピア、ケニア、コンゴ民主共和国、タンザニアであり、これら全体で当地域のユニークモバイル加入者ベースの半分以上を占めています。2014年6月末時点でサハラ以南のアフリカには3億2900万人のユニークモバイル加入者がおり、これは当地域の総人口の38パーセントにあたります。このユニーク加入者ベースは2020年まで年平均成長率(CAGR)7パーセントで増加し、2020年には5億人をわずかに超え、総人口の49パーセントを占めると予測されています。その時点になると、サハラ以南のアフリカは欧州を抜き、アジア太平洋に次いで世界第2位の巨大モバイル市場となります。

当地域のモバイル接続件数1は2014年6月時点で6億800万件であり、2020年までに9億7500万件に増加すると予測されています。当地域では急速にモバイルブロードバンドネットワークに移行しており、2014年6月時点で3Gは総接続件数の17パーセントにすぎませんが、地域の通信事業者が新たなモバイルブロードバンドネットワークを展開し、スマートフォンが求めやすくなるにつれ、2020年までに総接続件数の半数以上を3Gが占めるようになると見込まれています。今日、当地域での4G導入は初期段階ですが、2020年までに総接続件数の4パーセントを占めるとみられています。

またサハラ以南のアフリカは今後6年間、世界のどの地域よりもスマートフォンによる接続件数2が成長し、2020年までに接続件数は5億2500万件に達すると予測されています。スマートフォンに加え、タブレットやドングルといったデータ機能付き機器の普及が拡大しているため、モバイルデータトラフィックが大幅に増加しています。エリクソン3によれば、サハラ以南のアフリカでのモバイルデータトラフィックは2013年から2019年の間に20倍となり、2013年には月間3万7500テラバイトであったトラフィックが2019年までに月間76万4000テラバイトに達するとみられています。この増加率は同期間における世界の増加率の2倍です。

アフリカの経済に貢献

モバイル産業はサハラ以南のアフリカの地域経済に貴重な貢献をしており、その度合いが高まっています。2013年時点で、モバイル産業の貢献は地域全体としての国内総生産(GDP)の5.4パーセントに達しており、これは750億米ドルに相当します。この中には、モバイル通信事業者による直接貢献270億米ドル、つまりGDPの1.9パーセントが含まれています4。2020年までに、当地域の経済に対するモバイル産業の貢献は1040億米ドルに達し、これは2020年時点の当地域の予想GDPの6.2パーセントに当たります。

またモバイル産業は、当地域で大きな雇用機会と仕事を生み出しています。2013年において、モバイルエコシステムは240万人近くを直接雇用し、さらに370万件の仕事を間接的に支えました。またモバイル産業は一般納税の形で(2013年に130億米ドル)、さらに免許交付料や規制手数料、周波数オークションを通じ、公的財源に大きく貢献しています。

過去6年間(2008年から2013年)、当地域の通信事業者は通信エリア拡大やネットワーク容量増強のために、450億米ドル以上を投資しました。通信事業者がモバイルデータサービスの需要増への対応を加速していることから、今後7年間(2014年から2020年)の設備投資は総計約970億米ドルになると予測されています。

ネットワークに接続されていない人々に接続サービスを提供

近年における加入者の大幅増加にもかかわらず、サハラ以南のアフリカは相変わらず世界で最もモバイルの普及が遅れている地域であり、地域の通信事業者はネットワークに接続されていない人々に対してコスト効率よく通信エリアを拡大する上で、幾つかの課題に直面しています。今回の報告書によれば、そうした目標を達成する上で、商業的契約によるネットワーク共有取引の実行、デジタル化移行後の空き周波数帯の時宜にかなった開放が重要な要素となります。

当地域では固定線インフラがないことから、モバイルがインターネット接続の基本手段として定着しています。2013年末時点で、当地域で1億5000万人近くの個人がモバイル機器を使用してインターネットに接続しており、その60パーセント以上が2G機器を使用しています。サハラ以南のアフリカのモバイルインターネット普及率は2020年までに37パーセントにまで増加し、その間に当地域でさらに2億4000万人がモバイルインターネットユーザーとなる見込みです。

ブーベロ事務局長は、次のように語っています。「サハラ以南のアフリカでモバイルが秘める変革の可能性を完全に実現するために、モバイル産業はそれを支援する規制フレームワークとして、長期の安定を実現して、投資を活発化させるものを必要としています。そのためには、明確で透明な周波数管理プロセス、一部市場に存在する高率課税への対処などが必要です。こうした問題に対応することにより、急速に発展する当地域における成長と革新に向け、モバイルは斬新な波を生み出す力となります。」

報告書全体は、ssa.gsmamobileeconomy.comでご覧になることができます。

GSMAについて

GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体です。GSMAは220カ国以上にわたり、モバイル事業約800社、携帯電話機および端末メーカー、ソフトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業のほか、金融サービス、ヘルスケア、メディア、運輸、公益などの業界の組織など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する250社を結集しています。GSMAはモバイル・ワールド・コングレスやモバイル・アジア・エキスポといった業界を主導するイベントの開催も行っています。

詳細情報については、GSMAのウェブサイトwww.gsma.comをご覧ください。GSMAをツイッターでフォローしてください:@GSMA

__________________ 1 1人のモバイル加入者が複数のモバイル接続にカウントされる場合があります。モバイル接続の総計には、セルラー機器間(M2M)接続が含まれます。

2 スマートフォンによる接続は1つのスマートフォンに登録・使用される1つのSIMカードで定義されています。販売・出荷されたスマートフォンの数を表すわけではありません。

3 2014年6月発行の「エリクソン・モビリティー・レポート(Ericsson Mobility Report)」

4 GDP総計に含まれる直接・間接の貢献元には、モバイル通信事業者(1.9%)、関連業者(機器メーカーやインフラベンダーなど)(0.6%)、一般的な経済的影響(0.5%)、生産性改善(2.4%)が含まれています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

連絡先

For the GSMA
Charlie Meredith-Hardy, +44 7917 298428
CMeredith-Hardy@webershandwick.com
or
Jill Hamilton, +27 826 588 831
jhamilton@webershandwick.com
or
GSMA Press Office
pressoffice@gsma.com

記事提供:ビジネスワイヤ

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