2015年02月02日
東京
(ビジネスワイヤ) -- 日本精工株式会社(代表執行役社長 大塚紀男)は本日、平成27年3月期第3四半期の連結決算を発表しました。
平成27年3月期 第3四半期連結決算について
当社グループは、平成28年の創立100周年における売上高1兆円を目指し、平成25年4月より3年間の中期経営計画に取り組んでおります。事業戦略としては「収益重視の成長」、経営基盤の強化に向けては「1兆円の物量を回す管理能力の構築」を推進しております。当第3四半期連結累計期間の世界経済を概観すると、日本では、消費税増税後の個人消費の回復に足踏みが続くなど、景況感の改善に弱さがみられました。米国経済は内需が底堅く推移しました。欧州では、政府債務問題や地政学的リスクによる影響はあるものの、ユーロ圏を中心に景気の持ち直し傾向が続きました。アジアでは、中国の景気拡大テンポが鈍化し、その他アジアは総じて景気の足踏み状態が続きました。このような経済環境下、当第3四半期連結累計期間の売上高は7,119億3百万円と前年同期に比べて11.6%の増収となりました。営業利益は670億21百万円(前年同期比+49.9%)、経常利益は668億33百万円(前年同期比+48.8%)となりました。税金費用、少数株主利益を控除した結果、四半期純利益は437億25百万円と前年同期に比べて176.7%の増益となりました。
平成27年3月期 第3四半期連結累計期間 セグメント別業績の概要
①産業機械事業産業機械関連需要は、世界全体で緩やかな回復傾向が続いています。地域別にみると、日本では、スマートフォン関連設備需要が好調に推移し、工作機械向けや半導体向けを中心に売上高が増加しました。米州は、一般機械向けを中心に増収となりました。欧州では、風力発電向けや工作機械向けが好調に推移し売上高が増加しました。中国では、建設機械関連需要などに減速感がみられましたが、鉄道車両向けや風力発電向け需要が景気刺激策も寄与して好調に推移しました。アセアンは市場の停滞が続きましたが、アフターマーケット向けを中心に産業機械軸受の売上高が増加しました。この結果、産業機械事業の売上高は2,028億89百万円(前年同期比+14.0%)、営業利益は225億97百万円(前年同期比+45.8%)となりました。
②自動車事業自動車市場は、中国市場の伸びに鈍化がみられましたが、北米市場が堅調に推移し、グローバルでは緩やかな成長が続きました。地域別にみると、日本では、消費税増税後の市場回復に足踏みがみられる中、自動車メーカーの海外現地調達に対応した当社生産の海外移転により売上高が減少しました。米州は、北米市場の堅調な成長に加え、日本からの生産移転による効果もあり増収となりました。欧州では、自動車市場の緩やかな回復が続き増収となりました。中国は、市場の伸び率が鈍化しましたが、欧州系・日系向けを中心に自動車軸受の売上高が増加し、電動パワーステアリングの新規受注効果も寄与して大幅な増収となりました。その他アジアでは、各国の市場にばらつきがありましたが、日系・韓国系向けに売上高が増加しました。この結果、自動車事業の売上高は4,801億62百万円(前年同期比+11.0%)、営業利益は469億6百万円(前年同期比+39.9%)となりました。
平成27年3月期 連結業績予想について
平成26年10月29日に公表いたしました平成27年3月期連結業績予想(平成26年4月1日~平成27年3月31日)につきましては、変更ありません。
詳細につきましては、弊社「平成27年3月期 第3四半期決算短信」をご覧下さい。(当社ホームページ(http://www.jp.nsk.com/)に掲載予定)
以 上
連絡先
NSK
漆野 麻紀子
urushino@nsk.com
Fax:03-3779-7431
記事提供:ビジネスワイヤ
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