2013年10月29日
米オレゴン州ポートランド
(ビジネスワイヤ) -- デジタルリビングネットワークアライアンス(DLNA®)は、消費者がDLNA認定(DLNA Certified®)製品に接続して音楽、映像、写真を楽しめるようにする活動を行って10周年を迎えました。世界中から複数の業界の何百という企業がDLNAに参加し、デジタル相互運用性という共通のビジョンに協力しています。このビジョンにより、多様なサービスプロバイダーやメーカーが提供する対応製品とコンテンツソースを消費者は現在も将来も安心して選ぶことができます。
DLNAの会長兼代表を務めるニディシュ・パリクは、次のように述べています。「DLNAはネットワーク化された家庭とモバイルエンターテインメント端末の間の相互運用の標準規格として広く認識されています。アライアンスのガイドラインは、コネクティビティの標準規格として、国際電気標準会議(IEC)と米連邦通信委員会(FCC)に採用されています。消費者がコンテンツの保存と共有に関する新しい習慣を採用し、さまざまな端末、アプリケーション、サービスにわたる相互運用性がさらに重要になる中で、私たちは今後の業界の課題に対処できる体制を整えています。」
DLNA認定製品の増加
市場調査会社パークス・アソシエイツによる最近の調査は、DLNAが消費者のデジタルライフスタイルに深く浸透していることを浮き彫りにしています。20億個のDLNA認定製品がすでに消費者によって購入されており、同社の予測によると、2014年までに世界で合計30億個のDLNA認定製品が販売され、2016年までにその数はさらに増加して50億個に達すると予測されます。
パークス・アソシエイツの調査ディレクターを務めるブレット・サピントン氏は、次のように述べています。「DLNAはコネクテッドホームの重要な業界標準規格であり続けています。ガイドラインに追加された新たな項目は将来、DLNAの影響力をさらに増大させるでしょう。DLNA認定製品は今後、大幅に売り上げを伸ばし、いくつかのカテゴリーでは非認定製品の伸び率を上回るでしょう。」
最も急速に成長しているDLNA製品の各カテゴリーに関してパークス・アソシエイツが確認したその他の調査結果は以下のとおりです。
世界のDLNA認定デバイスの出荷について予測される平均年間成長率(CAGR)は、ほぼすべての製品カテゴリーでDLNA非認定デバイスを上回り、スマートフォン、タブレット、コンピューター、スマートテレビの出荷台数が最も多くなる 全カテゴリーのDLNA認定デバイスの総売上高は、2018年まで年率15パーセントで成長 モバイル端末での動画の利用にけん引され、スマートフォンはDLNA認定製品にとって最大の世界市場となり、2億6400万台のDLNA認定スマートフォンが2013年中に販売される今後の業界の課題についての展望
DLNAは2014年以降の主要動向と業界の課題を数多く特定しました。これらの動向や課題は、進化し続けるコネクテッドライフスタイルに対応した仕様への継続的な取り組みを必要としています。このような仕様は、DLNAがこの10年間築き上げて広く採用されてきた基礎を活用することになります。業界の動向と課題は、以下のとおりです。
新しい種類のエンターテインメントのアプリケーションやサービスが、セットトップボックス、ゲートウェイ、テレビのほか、スマートフォン、コンピューター、タブレットなどの製品の販売、機能、相互運用性の要件に影響 クラウドがコネクテッドライフスタイルに影響 コネクテッドカーなどのデジタルプラットフォームの出現パリクDLNA会長兼代表は、このように語っています。「DLNAは引き続きガイドラインを発展させ、DLNA認定デバイス全体の消費者の魅力を高めていきます。DLNAは、新たに出現している業界動向に対処するために必要となる強力なガイドラインの枠組みをすでに構築しています。市場で進行中の変化に対応すべく、DLNAを引き続き発展させていきます。これらの取り組みは、当団体の任務を真摯に促進するメンバーが増え続けていることと相まって、次の10年間も革新と相互運用性を達成するための基礎を築いています。」
パークス・アソシエイツの「2013年DLNA市場概況」レポートの完全版については、http://www.dlna.org/dlna-for-industry/newsroom/parks-associates-report-2013をご覧ください。
DLNAについて
デジタルリビングネットワークアライアンス(DLNA)は、消費者のコネクテッドホームにある製品の相互運用性の促進に関して業界のコンセンサスを形成することを目的とする技術標準規格機関です。2003年に設立され、現在、250社以上のメンバーを擁するこの複数業界にわたる他に例を見ない協力関係は、コネクテッドホーム環境で一貫したパフォーマンスを提供するために、サービスプロバイダー、電子機器メーカー、ソフトウエア開発会社によって利用されている革新的なガイドラインを継続的に実施しています。消費者はモバイル端末、PC、セットトップボックス、AV受信機、ゲーム機、テレビなどの多岐にわたる製品で、メーカーを問わず、個人のコンテンツおよび有料のコンテンツを共有して楽しむことができます。またDLNAは、DLNA認定マーク付きのデバイスが確実にコンテンツの接続と交換に成功するように、規格に従って作られた製品の相互運用性をテストし、検証する強固な認定プログラムを作成しました。当アライアンスの詳細については、www.dlna.orgをご覧ください。フェイスブックはfacebook.com/dlnacertified、ツイッターは@DLNAでフォローしてください。
DLNAの主要メンバー企業には、アクセス、アリス、AT&T、AwoX、ブロードコム、ケーブルラボ、シスコ、コムキャスト、ディレクTV、ドルビーラボラトリーズ、DTS、グーグル、ファーウェイ、インテル、LG、マイクロソフト、ノキア、パナソニック、クアルコム、サムスン、ソニー、テクニカラー、タイム・ワーナー・ケーブル、ベライゾンなどが含まれます。
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連絡先
Digital Living Network Alliance
Katie Gengler, 503-908-1121
Katie@global-dlna.org
記事提供:ビジネスワイヤ
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