2015年02月27日
インドネシア・カランガセム
(ビジネスワイヤ)-- バリ初の環境にやさしい大規模なカシューナッツ加工施設を運営する社会事業会社のイースト・バリ・カシューズ(EBC)は、農家が生産・販売する農産物を増やして所得の拡大につなげ、貧困から脱する機会を高めるための開発プロジェクトを立ち上げることにより、デサバンの現地コミュニティーに対する支援を拡充します。
EBCのアーロン・フィッシュマン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「農家が現状から抜け出せずにいる背景には、教育の欠如、資本の不足、農産物の流通の場がないという3つの大きな要因が存在します。私たちは、こうした状況をどうしたら変えられるかを模索しています。」
2012年に設立されたEBCは、1日当たりの平均所得が2米ドルに満たない農村で350人を超える人々を雇用しています。その90%が女性です。EBCの成長とEBCが与える社会的な影響は、事業成長のための出資者を探していたEBCと国際投資会社のKKRおよびインパクト・インベストメント・エクスチェンジ(IIX)との技術支援提携を機に、大きく加速しました。設立からわずか1年でEBCは90万米ドルの資金を調達し、2014年にはさらに150万米ドルの出資を得ました。
また、2014年にはEBCはデサバンの現地コミュニティーの子供たちに就学前の包括的な幼児教育を施すためのアーリーラーニングセンターを開設し、社会的貢献を強化しました。児童数20名でスタートした「アナカルディア・キッズ」は現在、1日平均60名を超える子供たちに教育の機会を提供しています。
新コミュニティー開発プロジェクトの立ち上げを記念してEBCのデサバン工場で開催された行事に参加した在スラバヤ米国総領事のホアキン・モンセラッテ氏は、次のように述べています。「フィッシュマンCEOを中心とするEBCの皆様のエネルギーと真剣な取り組み姿勢に脱帽します。新たな試みのひとつひとつが実を結ぶことを願っています。」
さらにモンセラッテ総領事は、次のように加えています。「イースト・バリ・カシューズは、現地の恵まれないコミュニティーが技術を習得し、生産物の価値を高め、市場を拡大することを支援しています。イースト・バリ・カシューズ、KKRなどの米国の投資家は、インドネシアをはじめとして世界中に広がっている米国の投資家による社会的責任の実践と地域社会への貢献がもたらす価値を体現しています。」
デサバンの人々の暮らしの向上という使命を実現するため、EBCは現在、既存の農地を活用して生活水準の改善につながる新たな農産物を生産することを目的に、農家による持続可能な養蜂および巣箱管理技術の習得を進めています。
EBCは、デサバンの小規模農家による生活協同組合の設立に取り組んでおり、これによりスケールメリットを活かして教育、資本へのアクセス、市場を提供するとともに、農地の生産性の向上とそれに伴う現地農家の生活水準の改善を実現するための効果的な手段を提示することを目指しています。次のステップは、そのための資金の確保です。
最終的な目標は、デサバンの農家が1ヘクタールの休耕地を花畑に転換し、そこで効果的な授粉を行ってシーズン当たり最大20キロの蜂蜜を生産できるようにすることです。
詳細については、イースト・バリ・カシューズのウェブサイト(www.eastbalicashews.com)をご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
連絡先
Edelman Indonesia
Wulan Suling, +62-21-72159000
Wulan.suling@edelman.com
記事提供:ビジネスワイヤ
とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。
Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.