2014年01月08日
ラスベガス
(ビジネスワイヤ) -- オーディオおよびインフォテインメントの世界一流グループであるハーマン(NYSE:HAR)は本日、拡張性に優れた次世代の最新車載インフォテインメントプラットフォームを発表しました。本プラットフォームが基盤とする革新的なシステムアーキテクチャーは、サイバーセキュリティー上の脅威からシステム完全性を保護しながら、コネクテッドカー用アプリケーションの迅速な開発を可能にするものです。この新しいプラットフォームでは、豊富なコネクテッドアプリの迅速な開発と導入を実現するHTML5ベースのアプリケーション環境と、システムの安全性を確保するための最先端のネットワークセキュリティー技術を提供します。さらに、このシステムはタイプ1ハイパーバイザー使用の別個の演算ドメインを採用し、誤動ソフトウエアや悪意あるソフトウエアから車両の基幹的機能を保護するとともに、この種のものとしては業界初となる「車載グレード」のロバスト性を実現します。そして最後に、この次世代アーキテクチャーはまた、前方衝突警報、車線逸脱警報、その他の安全機能などの先進的な運転者支援機能をインフォテインメントシステムに統合し、より高いレベルでのシステム統合を通じて、センサーベースの安全機能をさまざまな車両にもたらします。ハーマンの革新的な最新インフォテインメントプラットフォームは、車両に実装する準備が整っています。ドライバーは今後2年のうちに、路上でのシステムの利用を期待できます。
コネクテッドカー・アプリケーション・プラットフォーム
ハーマンの次世代インフォテインメントプラットフォームは、車載インフォテインメントの世界でアプリエコシステムへの道を開きます。開発者は、基礎的OSとして車載グレードのリナックス、アプリケーション環境としてHTML5を生かして、HTML、JavaScript、CSSなどの広く理解されている技術を利用しながら、インフォテインメントシステム用のアプリケーションを作成できるようになります。
ハーマンのインフォテインメント部門プレジデントを務めるSachin Lawandeは、次のように述べています。「現在、スマートフォンやタブレットを持っている人々は、ダウンロード可能なアプリを通じて、モバイルコンピューティングの体験をカスタマイズすることに慣れています。車載インフォテインメントでは、車がインターネットに接続されることが増えているにもかかわらず、これまでこの機能は提供されてきませんでした。当社の拡張性に優れた次世代インフォテインメントプラットフォームでこの変革に着手できることを非常に喜ばしく思います。ユーザーはこの新しいプラットフォームを通じて、他のデバイスから学んだカスタマイズ可能性とアップグレード可能性を手に入れることができます。」
ハーマンはユーザーに幅広いアプリケーションの選択肢を用意すべく、定評のあるハーマン・クラウド・サービス・プラットフォームにアプリストアを設置するとともに、OEMと協力して、OEMソリューションを提供していきます。
車載グレードのセキュリティー
自動車がインターネット接続の度合いを増すにつれて、自動車ハッキングが深刻な脅威となり、業界はサイバー攻撃から車両を守る方法を考えることを余儀なくされています。ハーマンの次世代インフォテインメントシステムは、マルチコアのプロセッサー上でタイプ1ハイパーバイザーを使用し、互いに隔離された2つの別々のシステムドメインを導入することで、この課題を解決します。一方のドメインは車両ネットワーク通信などの自動車の基幹的機能を管理し、他方のドメインはナビゲーションやインターネットアクセスなどのインフォテインメントアプリケーションを扱います。インフォテインメント用ドメインは、車両用ドメインからセキュアにファイアウオールで守られており、車両の安全に関連する機能に対するあらゆる影響を防ぎます。さらにハーマンはセキュアブートやデータ暗号化などの高度なセキュリティー技術を導入しています。この組み合わせは、比類のないセキュリティーを提供するトラステッド・インフォテインメント・アーキテクチャーを生み出しています。
統合ADAS
ハーマンのプラットフォームでは、マルチプロセッサー・アーキテクチャーがハイパーバイザーベースのドメインの分離と相まって、ドライバーを支援し、その安全を確保するための革新的なアプローチを取ることができます。インフォテインメント向けと、車線逸脱警報システム、衝突警報システムなどの先進運転支援(ADAS)機能向けとで別々のデバイスを使用する代わりに、ハーマンの革新的なシステムは双方を同じプラットフォームに統合します。ハーマンのADASソフトウエアは、インフォテインメントソフトウエアとシームレスに統合され、プラットフォームの演算リソースを活用するカメラベースのADASアプリスイートを成します。これによりコストを削減するとともに、これらのセーフティーアプリをさまざまな車両に拡張できます。
2014年CESでハーマンが展示
2014年CESの期間中、ハードロック・ホテルにあるハーマンの展示スペースにお越しくださり、インフォテインメントシステム、車載オーディオシステム、ライフスタイルポータブルシステムから成るハーマンのフルポートフォリオのデモをご覧ください。2014年CESの期間中、以下のサイトでハーマンのオンラインフォローをお願いします。
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ハーマンは、多彩なインフォテインメントソリューションおよびオーディオソリューションを自動車市場、消費者市場、プロフェッショナル市場向けに設計・製造・販売しています。広く顧客セグメントで世界的リーダー企業と認識されており、AKG®、Harman Kardon®、Infinity®、JBL®、Lexicon®、Mark Levinson®などの有数のブランドを展開し、コネクティビティー、安全性、オーディオの分野における最先端技術を有しています。当社は何世代ものオーディオファンの称賛を集めているほか、一流のプロエンターテイナーやその上演会場をサポートしています。現在、路上の2500万台を超える車がハーマンのオーディオシステムおよびインフォテインメントシステムを装備しています。ハーマンは米大陸、欧州、アジアに約1万4600人の従業員を抱え、2013年9月30日までの12カ月間で45億ドルの売上高を上げました。当社の株式はニューヨーク証券取引所(NYSE)でシンボルコード「HAR」で取引されています。詳細については、www.harman.comをご覧ください。
HAR-C
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