2018年07月02日
モスクワ
(ビジネスワイヤ)-- FIFA公式支払サービス・パートナーのビザ(NYSE:V)は本日、2018年FIFAワールドカップ開会後の外国人旅行者による支出状況の分析を発表しました。調査結果では、大会が開かれているロシア11都市でビザを使用して行われたショッピングにおいて、5件に1件(17%)が非接触決済技術を使用して行われました。これには、スマートフォン、ブレスレット、指輪が含まれます。スタジアム自体では、非接触決済の割合は54%に上りました(ロシアと海外のファンによる買い物)。
本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。: https://www.businesswire.com/news/home/20180701005087/ja/
開催都市の11都市を平均すると、ビザのカード保有者は、1回当たり3575ルーブル(約56.65ドル)1を支出し、米国からの観戦者の支出が最大となりました。第2位と第3位は、中国とメキシコです。
ビザのロシア・カントリーマネジャーのEkaterina Petelinaは、このように語っています。「今夏の大会に海外から訪れた参観者の多くにとって、ロシアに来るのは初めてのことです。当社では、ビザのデジタル支払いのスピードと便利さによって究極の観戦体験を提供できることをうれしく思います。支払い方法では、非接触のカード、デバイス、ウエアラブルによるものが増えています。特にスタジアムでは、列を速く進んで素早くピッチ観戦に戻りたいため、非接触決済が利用されています。」
開催都市別の支出額
観光客による支出が最も多い開催都市の上位5都市は以下の通りです(スタジアム内とスタジアム外の両方)2:
モスクワ:17億ルーブル(2690万ドル) サンクトペテルブルク:5億600万ルーブル(800万ドル) ソチ:1億400万ルーブル(160万ドル) カザニ:7100万ルーブル(110万ドル) エカテリンブルク:4800万ルーブル(76万800ドル)個別購入額の平均が最高となったカテゴリーは、以下の通りです:
高級品:2万3000ルーブル(364.55ドル) 宿泊:1万5000ルーブル(237.75ドル) ファッション:8000ルーブル(126.86ドル)全体的に、開催都市での支払いの多くは、宿泊、ファッション、レストランのカテゴリーに該当します。
スタジアム内での支出
ルジニキ・スタジアムが支払取引の合計件数で最高を記録し、参観者は1億3900万ルーブル(220万ドル)を支払いました。このうち7100万ルーブル(112万ドル)はロシア市民以外の人々によるもので、6800万ルーブル(110万ドル)がロシア市民のものでした。
6月14日に行われたロシアとサウジアラビアとのオープニング・マッチでは、123カ国からのファンがスタジアムを埋め、最高の支払取引数を記録しました。6月17日に行われたドイツ対メキシコ戦が、支払取引数が2番目に多い試合となりました。大会最初の5日間の全試合におけるスタジアム内の平均取引額は、1682ルーブル(26.66ドル)でした。
また、飲食品の購入では、ロシアの参観者がロシア以外の参観者の2倍を支出しましたが、飲食品取引1回当たりでの平均金額では、ロシア以外の参観者の金額がロシアの参観者の1.5倍となりました。
キックオフから決勝戦までキャッシュレス
2018年FIFAワールドカップ ロシアでは、支払カードを受け付けるすべてのスタジアムで、ビザのみが支払サービスを提供しています。スタジアム内では、ビザの非接触のクレジットカード、デビットカード、モバイル支払サービスによる支払いが可能であり、店頭端末は3500個以上が設置され、最新の支払技術を備えた仮設売店が1000店以上営業しています。
ビザについて
ビザ・インク(NYSE: V)は、デジタル決済で世界をリードしています。その使命は、安全で信頼のおける革新的な決済ネットワークで世界を結び、消費者、企業、経済全体に利便性をもたらすことです。当社の高度な世界的処理ネットワークのVisaNetは、安全で信頼性の高い決済手段を世界で提供し、毎秒6万5000件を超える取引を処理する能力を備えています。当社の技術革新に対する献身が端末を問わないコネクテッドコマースの急速な成長を推進し、あらゆる人が場所を問わずキャッシュレスで決済できる未来という目標を後押ししています。世界規模でアナログからデジタルへの移行が進む今、ビザは当社のブランド、商品、人材、ネットワーク、スケールを活用して、商取引の新たな未来を切り開きます。詳細情報については、ビザの会社紹介、visacorporate.tumblr.com、@VisaNewsをご覧ください。
1 取引は、海外銀行が発行したビザ・カードにおいて分析されました。対象取引は、2018年FIFAワールドカップを開催している11都市で2018年6月14日から18日までに行われた取引です。
2 観光客による支出は、海外(ロシア以外)銀行が発行したビザ・カードによる取引として定義しています。
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