2014年01月24日
スイス・ダボス & クロスタース
(ビジネスワイヤ) -- 2014年世界経済フォーラムの年次総会で本日、ヒルトン・ワールドワイドは、若者が潜在能力を最大限に引き出すのを支援することで、2019年までに少なくとも若者100万人に影響を与えることを目的とする世界的な取り組みを発表しました。この新たなイニシアチブでは、3つの方法で若者に扉を開きます。
1. つながり:若者に新しい文化を体験させて、旅行業界とのつながりを提供します。この業界の持続可能性の向上に貢献し、ヒルトン・ワールドワイドの広大なサプライチェーンでの機会で若者の未来を形作ります。
2. 訓練:若者の基本的なニーズを支援し、メンターシップ、実習制度、ヒルトン・ワールドワイドの革新的な職業啓発プログラム「Careers@HiltonLive」で生活技術や専門技術を開発することで、仕事や旅行などの世界で成功するよう訓練します。
3. 雇用:世界の4,000ヶ所を超す所有・管理・フランチャイズによるホテルのあらゆる事業部門で若者を雇用します。
ヒルトン・ワールドワイドのクリストファー・J・ナセッタ社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「私たちは、1世紀近くにわたって数百万人のお客さまに扉を開いてきました。この誓約は、次世代のチームメンバー、ゲスト、事業パートナーにとって有意義な機会を創出するという当社の約束の自然な延長です。」
リサーチでは、多くの若者が厳しい社会経済的現実に直面していることが示されています。世界の7,400万人以上が失業中で、世界の若者の4分の1以上に相当する約2億9,000万人が働かず、学んでもいません。旅行・観光は、世界で最も多くの雇用(世界の雇用の約10パーセント)を生み出し、2022年までに7,300万の新たな雇用を創出することが期待されています。しかし、より多くの雇用を創出するだけでは、この問題への対処として十分ではありません。若者は、今日の複雑な市場で成功するために必要なさまざまな能力を身に付ける必要があります。
ヒルトン・ワールドワイドは、世界中の若者につながりを与え、訓練し、雇用するプログラムやパートナーに企業責任活動の大部分を集中させます。研修、認定、市場に若い起業家をつなげることで支援することから、次世代のホスピタリティ・リーダーを訓練することまで、ヒルトン・ワールドワイドは今後5年間で世界と地元のさまざまなパートナーと協力して若者100万人を支援していきます。
昨年、ヒルトン・ワールドワイドは、ホスピタリティ業界の若者を啓発して機会を創出することで「失われた世代」の防止に貢献しようと、国際青少年育成財団(IYF)と協力して業界全体の活動呼びかけを発表しました。旅行・観光業界での職業機会の認識を変えることが、ヒルトン・ワールドワイドとこの業界の重要な優先事項です。世界旅行ツーリズム協議会の最近の報告書では、情報不足、判断ミス、先入観が、若者とこの業界での仕事のつながりを阻む最大の障害の一部になっていることが示されています。能力ギャップに加えて、特に生活技術やソフトスキルの分野におけるこうした事実により、ホスピタリティ業界にとってニーズを満たす適切な候補者を見つけることが困難になっています。
ナセッタは、次のように述べています。「能力ギャップは、今日の企業、政府、地域社会が直面する最も重要な課題の1つであり、若者の失業率に直接影響しています。世界最大級のホスピタリティ企業として、当社は大きさ、規模、専門知識を活用して、意味ある方法でギャップを埋めてこの重要な問題に対処できるユニークな立場にあります。当社の事業の成功は、次の世代の成功にかかっています。」
このコミットメントは、当社が事業を展開する地域の社会、事業、環境に共通の価値を提供するヒルトン・ワールドワイドの世界的な企業責任戦略のTravel with PurposeTMを基盤としています。これは、若者につながりを与え、訓練し、雇用する世界各地のさまざまな既存のプログラムや企業資源を結集させるものです。
Careers@HiltonLive、若者のホスピタリティ月間:1ヶ月間の啓発キャンペーンで、就職フェア、キャリア説明会、ホスピタリティの仕事について学ぶ職業実習を通じて、ホテルと若者が交流します。2013年には、欧州全土のホテルが320件以上のイベントを開催して2万人以上の若者と交流しました。 ブライト・ブルー・フューチャーズ:当社の主力ブランドのヒルトン・ホテルズ&リゾーツが展開するこのプログラムでは、若者が安定を達成し、地域社会に希望をもたらし、より明るい未来のために備えることを支援するために、チームメンバーに自分の時間と専門知識を提供するよう奨励しています。このプログラムは、昨年の世界経済フォーラムからスタートしました。 実習プログラム:ドイツ、オーストリア、スイス、トルコ、中国、英国を含む欧州・アジアの施設で実施されている幅広い能力・研修プログラムです。 学校パートナーシップ:世界中の50校以上のホスピタリティ関連学校・大学と連携して、次世代の人材を訓練します。 専門開発プログラム:次世代のホスピタリティ・リーダーの訓練を支援する包括的な実践集中研修プログラムです。 生活技術・ソフトスキル研修:IYFの成功へのパスポートを活用した生活技術訓練プログラムです。現在までに、当社はこの研修プログラムをサウジアラビアと南アフリカで展開し、2014年には世界的に実施する予定です。 若者に思いやりを教える:10年以上にわたり、ダブルツリー・バイ・ヒルトンのチームメンバーは、持続可能性について学ぶ機会を若者に提供し、熱心な世界市民となるよう奨励してきました。国際青少年育成財団のウィリアム・リース社長兼最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「企業が取り得る最も影響力のある行動の1つは、広く利用できて拡大縮小が可能な包括的な取り組みを開発することです。若者を労働力として訓練するこの試みは、1つの業界や企業で取り組めるものではありません。これには分野横断的な協力や戦略的投資が必要です。」
ヒルトン・ワールドワイドが実施する若者に扉を開くための世界的な取り組みに関する詳細は、hiltonworldwide.com/youthでご入手いただけます。
ヒルトン・ワールドワイドについて
ヒルトン・ワールドワイドは、世界をリードするホスピタリティ企業であり、ラグジュアリーホテルやリゾートから長期滞在型のスイートや中価格帯ホテルにいたるまで、幅広くホテル事業を手がけています。ヒルトン・ワールドワイドは94年にわたり、世界各地からビジネスやレジャーで訪れるゲストに、最高級の宿泊施設、サービス、アメニティ、そしてバリューを提供し続けてきました。当社は、グローバルに認知されたブランドがあらゆる地域でゲストに特別な体験をお届けできるよう、引き続き全力を尽くしてまいります。90ヶ国で4,000軒、67万室を超えるホテルを展開する当社のブランドには、ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ、コンラッド・ホテルズ&リゾーツ、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ、ダブルツリーbyヒルトン、エンバシー・スイーツ・ホテルズ、ヒルトン・ガーデン・イン、ハンプトン・ホテルズ、ホームウッド・スイーツ・バイ・ヒルトン、ホーム2・スイーツ・バイ・ヒルトンおよびヒルトン・グランド・バケーションが含まれています。また当社は、世界トップクラスのゲスト特典プログラムである、ヒルトンHオナーズも運営しています。
Travel with Purpose™について
Travel with Purpose™は、世界各地で事業や地域社会に共通の価値を提供することを目的としたヒルトン・ワールドワイドのコミットメントです。ヒルトン・ワールドワイドの企業責任の取り組みを推進する戦略として、Travel with Purposeは、個人が潜在能力を最大限引き出せる機会の創出、チームメンバーが生活や仕事、旅行をする地域社会の強化、さまざまな文化や旅の持つ力の礼賛、天然資源使用状況の測定・分析・改善を通じた持続可能な暮らしに取り組んでいます。詳細については、www.hiltonworldwide.com/corporate-responsibilityをご覧ください。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
連絡先
CONTACT:
Astrid Egerton-Vernon
Hilton Worldwide
+
1 (703) 883-5696
astrid.egerton-vernon@hilton.com
www.hiltonworldwide.com/media
記事提供:ビジネスワイヤ
とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。
Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.