2015年03月07日
バルセロナ
未来のネットワークのアーキテクチャーとデジタル化の加速に関して、衛星は重要な役割を果たします。これは、バルセロナで行われているGSMAモバイル・ワールド・コングレスでSES社長兼最高経営責任者(CEO)のKarim Michel Sabbaghが本日行った基調講演の重要な結論の1つです。この会議でSabbaghはこのように語りました。「衛星はデジタル化に重要な役割を果たし、モバイルのエコシステムの不可欠な一部であり、モバイル・ネットワーク運用の到達力と効率を高めます。地上と衛星のインフラと技術を組み合わせることによってのみ、大きなコスト効率、競争力のあるソリューション、消費者にとっての魅力的な利点が生まれます。」
超高解像度(HD)テレビの導入によって一層加速される形であらゆるネットワークで映像トラフィックの爆発的増加が予想されることに言及し、Sabbaghは次のように語りました。「モバイル事業者は膨大な課題に直面しており、携帯通信と衛星通信のインフラの大規模な一体化を追求しなければ、ネットワークの需要と利用の発展によって対処困難な混雑が生まれるリスクがあります。両業界が力を合わせることによってのみ、一体化するエコシステムを発展させ、そうすることによって公共と民間の利益を最大化することができます。」
Sabbaghは、そのような大規模な「ハイブリッドな協業」に緊急性を強調しました。「例えば今日の動画コンテンツがすべてオンデマンドで視聴され、それが欧州の地上の固定線ネットワークだけで行われるとすれば、世帯当たりのデータ消費の増加は35倍以上になるでしょう。超高解像度になれば、これがさらに3~4倍になります。」したがって、単一的なアプローチでは、今後の膨大な課題に対応できないリスクがあるとSabbaghは警告しました。「課題に対応できなければ、映像コンテンツとストリーミングへの膨大な需要はデジタル・ギャップをさらに深いものにするでしょう。」
逆に、デジタル・インフラを統合し、ブロードキャストとブロードバンドの技術の利点を組み合わせれば、独自の組み合わせが生まれるとSabbaghは結びました。「地上ネットワークが接続を提供する一方で、衛星はIP映像と映像以外のコンテンツを家庭に大量配信することができ、多くの映像トラフィックを地上ネットワークからオフロードできます。そうなれば、我々すべてが費用を抑制し、到達力を高め、真に統合されたエコシステムを作ることにつながり、将来のさらなる消費者アプリケーションやソリューションへの需要を促進することにも役立ちます。」
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